頑張らない親になる―『7歳までのお守りBOOK』

上の子を出産したとき、この本を買いました。

著者の西野さんは、「不登校」が今ほど一般的でない時代から、フリースクールを運営し、子どもたちの成長を第三者的な立場から見守っている人です。

この本に書かれているのは、
育児に正しいも間違いもないし、
世の中の正しさに揃えようと、
正しい保護者でいることを頑張る必要ないよ
という、メッセージ。

でもそれは無責任に子どもを放っておけばいい
ということではなく、
子どもの挑戦や、
子どもが負ったケガや、
子どもの悩みや、孤独や
そうしたもの全部を見守って、
親が解決しようとするのではなく、
一緒に立ち向かったり、
寄り添っていこうね
ということ。

頑張りすぎないといいながら、
それはそれで、
けっこうストレスたまることもある。
でも、
どんな子育てでも、
親にできることは
子どもの力を信じることなのかな。

読むとホッとしたり、
それでいいのか、と感じたり、
そこが難しいよ……と悩んだりしますが
そうした心の変化があるだけ、
自分が子どもと向き合えている
ということなんだと思う。

これは上巻で、下巻もあるよ。


この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?