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エコロードを歩きながら名張について

このnoteは2023年1月16日にstand.fmでお話しした内容を記事にしています!


■まちづくりラジオの紹介

みなさんこんにちは 。ノヤマのまちづくりラジオ、今日も始まってまいりました。
このラジオでは、ノヤマが日頃まちづくりの活動で感じていることや、ノヤマの身の回りに起こる、あれやこれをお話ししていきたいと思っております。

■三重県名張市の河原の紹介

さて、今朝はどこに居るかと言いますと、三重県名張市にあるとある河原に来ています。河原と言っても、ここはエコーロードと言って、竹やぶがある道の横にある川。
そんなところに来ています。僕ね、ここの場所が好きで。よく来るんですけれども、今日もね、朝からコワーキングスペースのFLAT BASEに行く前に、ちょっと寄っております。
えっと、右手にスマホ、iphoneでスタエフを録っていて、左手に某コンビニのメガサイズのコーヒーを持つという両手が塞がっている状態で。つまずいたらめちゃくちゃ危険だよね。雨上がりでして、ちょっと天気も良くない、曇っている。橋も濡れていて、足元は良くない。
聞こえるかな皆さん、川の音。これ(iPhone)で川の音を録ったら、どんな風に聞こえるのかな?もし、お聞き苦しかったらすいませんとしか言えないんですが。このエコロードを抜けると、沈み橋。なんて言ったらいいのかな?潜水橋って言うんですか。あの、台風とかで水かさが増えたら橋が 沈んじゃうってやつ。コンクリートで出来たあの橋なんですけどね。それがあるんですよ。そこを歩いていると、川の上から山が見えるという。
ここね、 天気が良かったら川でしょ、山が見えるでしょ、で見上げると空が見えるっていう。いつもは青空が見えるんですけど、今日はどうも曇りです。曇りね。まあその日もあるかww

■なばりの良さと移住経験

僕がこの場所をどういうふうに使ってるというか、どういう時にこういう場所に来るかっていうと。なんか、いろいろ考えてて、アイディアが出ない時とか、エイヤー!みたいな時によく来ることがあります。じゃあ今そういう状況なんかって言われると、多分そういう状況ですww
あまり、自分では思い詰めるほど考えているわけではないけれども、なんかね、ふとした時に
「あ、ここに行きたいなぁ」って思う。
名張って、街か田舎とかと言われると、田舎と言われるところで。 田んぼもあるし、山もあり、川もあり。でも、そんな風景だけじゃなくて、当然ですけど電車は通ってるし。で、その周りにいろんなお店もあるようなそんな町なんですね。なので、日常生活をする上ではあんまり困らないです。
ホームセンターもあれば、スーパーもあれば、服屋さんもある。そう、便利さを求めるとちょっと足んないかもしれないけど、生活する上では不安のない町。
でね、そういう町から車で10分ぐらい行けば、いま僕がいるようなエコロードを抜けた河原とか、山の中にあるダムがあるんですけど、ダム湖であったりとか。いろいろ自然が周りにある町。もしかしたら、皆さんの中でもそういう町にお住まいの方もおられるのかもしれない。僕は名張の良いところは、そういうところなのかなぁと思ってたりします。
僕自身、名張を出た経験があって。結果的にUターンで戻ってくるんですけれども。
名張から出た時はどこに行ってたかっていうと、大阪に5年間住んで、奈良に4年間住んで、9年なばりを出て。その後にUターンという形で戻ってまいりました。それがもう何年前になるんやろ、9年前かな?確か、2014年やったから9年か。この4月で9年、丸9年になる。
早いなぁ、来年10年か。早い。

■大阪の窮屈さと山の見えなさ

でね、その大阪に5年住んでた時に、最後の1年間は毎月名張に帰ってきてましたね。半ばリハビリのように。
やっぱり大阪に住んでると、まあコンクリートばっかじゃないですか。当たり前だけれども、アスファルト、コンクリート。川はあるけれども、なんか変な匂いする。みたいなね。最近の大阪の川は、綺麗になっているのかもしれないけれど。それでも、やっぱりこの名張の川に比べると、匂いであるとか、色っていうところも、あんまり僕の知ってる川じゃなかったんですよね。
名張は山に囲まれた土地というか、まぁちっちゃい盆地で。
北と南に山があるんですよね。それの谷、盆地になるところに町が伸びてる。
だから、名張って市街地は地図で見るとね細長いんですよ、東西に伸びてる。そこに電車が走ってたり、道が走ってたりする。
大阪に住んでいた頃は、やっぱり山が見えないっていうのが、一番自分の中では窮屈だった。不思議ですよね。大阪で生活が窮屈に感じていた。部屋も狭ければ、ビルも多いし、背の高い建物が多い。自分の視界で見える空の領域が結構狭い。田舎の方が、自分の視界における空の割合って多いんだけれども、やっぱり、その山が見えないところが、なんか自分の中では物足らなさを感じてました。
まあ、そういう意味で窮屈やったのかな。

■名張で生まれて名張で育って感じた、自然の景色の魅力

やっぱり、この名張に生まれて育って、20歳で名張を出て大阪に行くんだけれども、この田舎の風景というか、山が見える景色で育っていると、自分の中に、山が見える景色が刷り込まれていて、それが当たり前になっているんですよ。でもその当たり前だった景色がない生活をしている時に、だんだんだんだん、自分の中で
「やっぱり、あの景色良かったなぁ」とか
「もう一度あの景色の中に住んでみたいな」って
思うようになってきたのかなと思います。でも、20歳で名張を出た頃に、すぐに名張に住みたかったかって思っていたかというと、そうじゃなかった。むしろ「田舎の名張を出れてラッキー!」みたいな。
でも、大阪に住み始めて2年ぐらいかな、22歳ぐらいで、もう大阪はええかなと思い始めた。僕はそんなに遊び回ってたわけでもないけれども、買い物に行こうと思ったらチャリンコでも行けるようなとこ住んでたし、遊びに行こうと思ったら遊びに行けるぐらいの近くのところにもいたし。そこに対しては不足はなかったんですよ。そこで満たされたわけじゃないけど、まあ自分で思うように動けるようになったっていうのを経験した段階で、
「もう街はいいかなと思った」
これが ”人によって作られた街と、自然の差なんかなー” って、僕はその時感じたんですよね。
大きな都市は、人が作り上げてきた街の風景だけれども、名張みたいな自然が残ってるようなところっていうのは、この自然は人が作ったもんじゃなくて、やっぱり残されてきたというか、作られたもんじゃない。人工物ではない。
なので、この景色は名張にしかないわけで。
ここでしか感じることが出来ない。その風景の中で僕は生活をしたいなと、今でも思うようになっています。なので、この風景も残り続けてきたものなので、やっぱりこれからも残していきたい。なんて思ったりするんですよね。

■エコロードが無くなるかも知れない

でもね、このエコロードが無くなるかも知れない。無くなるのかな。
いま名張市では、河川改修が行われていて。国土交通省の事業なんですけれども、何年計画なのかな。10カ年ぐらいかな。まだ、始まって2年とか3年とかぐらいで。西の方から東の方に向けて進んでいってるんだけれども。このエコロードの工事範囲は最後の方の工区になってくるので、まだ工事の着手はされてないだけれど、数年後にはここも工事が着手され始めて。
いま見えているこの風景が、ちょっと様変わりしてしまうという状況になっています。なので、そういうのもあって、僕はここに行きたいなぁと思うようになっているのかもしれません。皆さん、名張市に来られる際には、ぜひ エコロードに来てみてください。
「三重県名張市朝日町」というところにございます。見つけきれない方は、ぜひノヤマに連絡いただいたら、お連れいたしますので。
といったところで、今日はこのあたりにさせていただこうかなと思います。
それでは、今からフラットベースに行ってまいります!
ではでは、皆様また次回をお楽しみにしていてください。
皆様今日も良い一日をお過ごしください!
じゃねー

▼ stand.fm【ノヤマのまちづくりラジオ】

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