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敏感で疲れやすくても、心地よく働くためにやってきたこと

この頃、noteで「HSP」の話題を目にすることが増えてきました。やさしいインターネットの世界をつくっているnoteだから、繊細な人との相性がいいのかな!

かく言うわたしも「生まれつき感受性が強く、敏感な気質を持った人」です。人混みに行くとぐったりするし、機嫌の悪い人が同じ空間にいると妙にそわそわしてしまいます。自分が原因じゃなくてもなんだか自分が悪いような気になってしまったり・・・。

精神的に消耗しやすいので、20代のうちは「こんなんで社会人やっていけるのかな」とたくさん悩みました。

ちなみに、学生時代はどちらかというと真面目で優等生なタイプ。(大学に入って少しゆるんだかな)そんなに過激なパーソナリティではないはずのに、多くの人がしている「正規雇用」「フルタイム」という働き方がどうして自分にはできないのか、よくわかりませんでした。

でも、今ならわかります。迎合しすぎて息ができなくなるからです。

32歳になった今は、あまりそういう問題を気にすることがなくなりました。なぜだろうと考えてみると、思い当たることが2つでてきます。

一つ目は、敏感さを活かせる仕事に出会えたこと。二つ目は、傷つきやすさからくる自分の「被害者意識」に、もう懲りてしまったこと。

後者はわりと痛い話なのでいったん寝かせるとして・・・今回は敏感さを活かせる職業との出会いのことだけ書いてみようと思います。

「うまくいかない」を糸口に

働くことへのモチベーションが一切湧かないところからスタートしました。学生のうちから社会問題への意識が高かった人、ささっとモラトリアムを卒業できた人たちが、うらやましかったですね〜。

そんなわたしですが、現在はオルタナティブスクールで低学年クラスの担任をしています。この仕事を志すようになったのは、いろいろな「うまくいかないこと」の原因をたどるうちに「子ども時代の過ごし方」が大切だと思うようになったから。

体力・気力のないわたしでも、子どもが「傷つかないために」なら不思議と力が湧いてきます。子どもがどんな気持ちでいるか、自分の言葉がけがどう作用するか。それを細かくみることが全く苦ではないし、いろんな工夫を思いつくことができます。

この仕事をやってみて、働くことで疲れるどころか元気をもらえる領域がある!ということにとても驚きました。

ヒント:傷ついた・困った経験を振り返ってみて、他の誰かが同じことで傷つかない・困らないためにできることはありますか?

小さく試しつづける

じゃあ、そういう自分にぴったりな領域を見つけるためにはどうしたらいのでしょう。いきなり夢のない話かもしれませんが、失敗しないで見つける方法はほとんどないと思います。

わたしの場合、できないこと・やりたくないことリストをつくるようなつもりで、まずはアルバイトなどでいろんな仕事を試していきました。

たとえば事務系の仕事をやってみて「電話が鳴りっぱなしの環境はきつい」「クレーム対応は向いてない」とわかってくると、次からは電話対応がほとんどない静かな環境を選ぶ。

「デスクワークと立ち仕事が半々くらいあると疲れにくい」「上の世代の人よりも若い人と接しているほうが元気が出る」「(かなり意外だったけれど)人前で話す仕事の評判が良い」ということにも気がついて、さらにその気づきを次に活かしました。

自分の敏感なセンサーにしたがって、転々としながら確かめていく。そんなことの繰り返しです。

もちろん、仕事を選ぶにあたってすべての条件が叶うものに出会うのは難しいので、「今はこの経験のために」と思って少し妥協しつつ、期限を設けて働くこともありました。金銭的にヒヤヒヤすることも多かったです!

でも、そういうセンサーを持っていると、仕事だけではなくて、習い事や趣味の活動も含めたあらゆる場面で「感じたこと」が参考になりました。

そんなこんなでたどり着いたのが、「子どもが安心していられる場をつくる、あるいはそういう人になる」ということです。

ぴったりの席がみつかる

子どもに関わることだ!とわかってからも、転々としながら確かめる作業はしばらく続きます。教員免許を取って学校で働くのか、学童のような施設で働くのか、習い事の先生になるのか。どの年代の子どもなのか。

これも、ぜ〜んぶ小さく試していきました。これまでとの違いは、「生活のために」だけではなくて「ミッションのために」とも思えたこと。これがあるから、腐らずにこの期間を乗り越えられました。

いまの職場(学校)に出会ったのは、子どもの教育を学ぶためのまとまった時間とお金を確保したくて、温泉街でリゾートバイトをしていたときのことです。

詳細は省きますが、話を聞いてみると、働く環境から理念まで、なにもかもが自分にぴったりの席のように思えました。

「お給料は少ないんですが、それでもやりますか?午前中に授業が終わるので、午後はバイトとかもしていいです」

人によってはNGポイントかもしれないこの条件も、内心「やったー!ちょうどいい!他の仕事もできる!」でした。

できないこと・やりたくないことリストをつくるノリで、「午前中だけ働いて、午後は好きなことする暮らしがしたい」とノートに書いたこともあったので、その願いまで叶ってしまったというわけです。

おまけで星よみ的なヒント

長々と書いてしまいました!ここまで読んでいただきありがとうございます。何か参考になるものがあればうれしいです。ここから先は時間がある人向けにおまけの話を書いていきます。

《星よみにハマったいまだから思うこと》

傷つきやすさが武器になる。ということは、ホロスコープ(出生時の天体の配置)から「キロン」を読み解くと、いいヒントになるかも?と思いました。

キロンという星の位置には、あなたの傷つきやすい・癒すべきポイントが表れています。

わたしの場合

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リアル西洋占星術 無料ホロスコープ占いから画像をお借りしました)

蟹座・6ハウス(5度前ルール適用で)に位置していました。

蟹座のテーマ:あたたかさ、親しみやすさ、共感
6ハウスのテーマ:雇用される仕事、奉仕、健康

もっと細かくサビアンシンボルで確認してみると、

【蟹座7°】月明かりの夜の二人の妖精
安心感を与える愛情深い光を投げかける・照らす人
(引用元:https://sutakuro.com/2016/07/kani97/)

だそうです。この度数のエネルギーを使用しているときの例として、

子供たちが安心して遊べる環境作りをしているとき。

と書いてありました。そのまんま、いまの仕事だわ!

ここまでくると、HSP気質の人のキロンが気になってきました。

「調べてみた」という方がいらっしゃいましたら、シェアしていただけるとうれしいです◎

サポートしていただけたら、毛糸を買って何か編みます☆彡