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相手を感じながら発することば

先日、とあるYouTubeチャンネルに対談ゲストとして出させていただきました。

テーマは"小さな学びの場の可能性"

勤め先の学校がわりとユニークな形をとっているので、これから学びの場を立ち上げようとする方の励ましになれたらと思い、少しだけ自分の体験を語らせていただきました。

それにしてもまぁ、自分のトークの歯切れの悪いこと!!笑

普段から余計なことを言ってしまう癖がありますし、運営バナシはデリケートなものが多いので・・・ちょっとブレーキをかけてしまいました。

いちリスナーとしては、歯切れの良いぶっちゃけトークの方が好きなんですが、なかなかうまくいきませんね〜。

ことば選びに慎重すぎるというのは、書くときにも話すときにも、常々課題に感じています。悩みのうちのほとんどが「うまく伝わらなかった」じゃないかと思うくらい。

自分へのダメ出しも強い傾向にあります。

う〜ん、どうしよう!!笑

いつか、腹をくくれるようになるんですかね〜。

そんな風に悶え苦しんでいた、ある日のこと。

「その丁寧な呼吸は宝物だし、自分の安心できる庭だから大事にしたらいい」「でも、たまにはその庭に違う呼吸もさせてあげられるといいね」

芸術表現としての発声や呼吸に詳しいパートナーがこう言ってくれました。

そして、海をイメージしながら一緒にしばらく瞑想(呼吸)すると・・・もやもやがすっかり晴れてしまいました。

ありがたい・・・!!

33年生きてみてようやくわかってきましたが、何かを変えたいと思うとき、アートはとてもやさしい形で助けてくれることがあります。

いかにも芸術活動!ではなくても、こんな風にほんの少しイメージの力を借りるだけで。相手を感じながら発せられた、身体感覚の伴うことばに触れるだけで。

心理分析的な冷たい解説を受けるよりも「なんだかよくわからんが、君、頑張りたまえ!」ってガハハ系のオヤジに肩をぽーんと叩かれる方が、いまは元気になれます。

って、アートから話ずれましたね。いや、ずれてないか。わたしの中ではこれも言語芸術の領域に入ってます。

つまりは、イメージ豊かに伝えてくれてありがとうって話。きっと、ことばの裏に人のいる温かさを感じられるのが、いいんだろうな。伝えなくても伝わるとは、このことなんだろうな。

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