突然の「セキ」や「くしゃみ」に肘ブロック
インフルエンザウイルスが猛威を奮う季節となりました。
読者の皆様は、風邪などひいていないでしょうか?
体調管理に、うがい・手洗い・なんとやらなどと言うCMもありますが、完全に風邪の原因ウイルスから身を守ることはムズカシイのではないかと筆者は考えます。
加えて、自分がインフルエンザなどの風邪の原因ウイルスに感染している時に、少しでも周囲の皆様への感染拡大・被害防止の努力は、一社会人として気をつけたいことですね。
そこで登場するのが、本日ご紹介する「肘(ひじ)ブロック」です!
読者の皆様は、満員電車やバスなどの公共交通機関を利用中に、突然「咳」や「くしゃみ」をされたことは無いでしょうか?
その時に、周囲の人々に自分の感染している(かもしれない)ウイルスを撒き散らさないようにする努力はされていますか?
まさか「私は、気持ちよく『セキ』したり『くしゃみ』したりしているよ~反射的に出るんだからしょうがないでしょ?」とか思っていませんか?
そんなときに登場するのが本日のテーマ『肘ブロック』です。
突然やってくる『セキ』や『くしゃみ』。その中のウイルス等を周囲の皆様へ拡げることを防ぐのに役立つ方法です。
どちらの腕でも良いですが、腕を曲げて肘(ひじ)の内側部分で、口と鼻を同時にふさいで、「咳」や「くしゃみ」が周囲に飛び散るのを防ぐ方法。
それが「肘ブロック」です。
『私は手のひらで口を覆っていますから大丈夫です!』
このように思っている皆様もいるかも知れませんね。
すぐに手を洗える環境であれば、それでも良いかもしれません。
ですが、混雑している電車やバスの中では、なかなかすぐに手洗いできないのもまた事実でしょう。
そうです。手のひらで口を覆う方法では、その「手」についたウイルスや病原微生物を、その手が触れた先に移してしまう可能性があるのです。
それに対して、『肘ブロック』では、腕の内側部分で口と鼻を同時にブロックします。
ですから、肘の内側はウイルスや病原微生物で汚染されるかもしれませんが、それを電車の手すりやつり革などに移すことは防げるのです。
もちろん、咳やくしゃみがでることが、あらかじめ「予想」される場合には、マスクの着用がより望ましい方法となりますね。
これから、さらにインフルエンザなどの、咳やくしゃみで拡がる感染症が流行る季節です。
突然の「セキ」や「くしゃみ」に肘ブロック!
今日からぜひ試してみてください。
おまけ
この「肘(ひじ)ブロック」という言葉。かつて筆者がSNS上で咳やくしゃみで伝播する感染症(飛沫感染と言います)の感染対策について、専門家の皆様とお話している際に思いついた言葉です。
実践されてみて「結構いいかも」と思っていただけたら、ぜひ周囲の皆様にも教えてあげてくださいね。
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