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12月16日 人生の転機

私は長い間韓国語を勉強しているけど、実はこれは母が先に習い始めたこと。
(TMI:冬ソナ見て韓国語を学び出したのが母親です)
母が通っている韓国語の教室で作文課題が出たらしく、
そのテーマが「人生の転機」だったらしい。

私の人生の転機は、
やっぱり「韓国語を大学で第二言語として勉強し始めたこと」だったかと思う。
韓国語を勉強して、留学することになって、
そこで一緒に暮らした親友ができて、
東方神起を一時期好きだったこともあって、東京に友達ができた。

その東京の友達たちは韓国留学中にも会いに来てくれて、
今週末東京に行くんだけど、また会うことになっている。
もう10年以上仲良くしてくれている。

こうして見るだけでも、
韓国語を勉強して、世界がすごく広がったなあと感じる。

最初は縦棒、横棒、丸で構成された文字が記号にしか見えなかったのだけど、
それぞれが子音、母音として形成されているのを教えてもらい
ハングルが読めるようになった。それが大学一年生の時。
一年生は第二言語必修科目だったから、そこそこ受講人数がいたと思う。

大学二年生の時に、「中級韓国語」っていうのを取ったのだけど
それこそ一年生の時と違って、ごっそりと人が減ってしまった。
でも、私は一人で受講した。決めていたことがあったから。

留学しよう。

留学したら、
何にも喋られなかったことが喋られるようになった。
韓国国内なら、どこにでも一人で行けるようになった。
帰ってきて、忙しくなって、真面目に勉強しなかったこともあったけど
また勉強し始めて、
大学生の頃は絶対無理だと思っていたハングル検定準二級までくることができた。
合格して、「あ、1級まで頑張ろう。韓国語能力試験も頑張ろう」と決心できた。

嬉しくなって、次の試験に向けた問題集をポチってしまった。
あれだけ勉強嫌いで、学生の時ほぼ勉強しなかった私に、勉強する楽しさを教えてくれた。

無職の期間は、
自分に何か付加価値を付けたくて、勉強するものなのかもしれない。
でも韓国語を知らなかったら、多分何を勉強すればいいか適当になってたかもしれないなあって思うと、あの時留学までしていてよかったなって思う。

今年の前半は、生きているのもしんどくて
早く死にたい、勉強とかそういうものがどうでもよかったけど、
会社をやめて、時間ができて、勉強するようになって、
すごく人生が楽しい。

何かを学びたいっていう気持ちが三十代になって現れると思わなかった。
でも、それに向き合うことができて嬉しい。
1月に職業訓練の試験があるけど、ちゃんと受かりたい。
また何か新しい勉強ができそうだから。

5月ごろの私に言えるなら、「12月には楽しいってちゃんと思えてる」って
言ってあげたい。

そろそろ一年も終わるから来年は社会復帰を目標に
韓国語だけじゃなくて、色々な勉強を続けて行けたらいいなと思っている。

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