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第11回 地下アイドルというお仕事

アイドルというのは、いつの時代も存在してきました。
しかし、昨今アイドルというのは手が届く存在となり、アイドルの在り方そのものが大きく変化を遂げました。
悪い言い方をすれば、特別な存在ではなくなったと言えます。

事務所に入らなくても、セルフプロデュースという形でデビューが出来たり、自称アイドルという方もいます。

また、ライブハウスなどに出向かなくても、様々な形でアイドルと対話が出来るツールも増えました。
コロナ禍における、アプリなどを利用したWEB特典会もその1つです。しかし、もっと身近なツールとして存在しているのが、SNSの活用があります。

アイドルの多くは、メジャー、インディーズ問わず、特にTwitterを利用しています。最も拡散力が強く、利用者が多く、扱いやすいツールだからでしょう。

ここで、SNSツールとして一般的なツールの特徴を簡単にまとめます。

・Twitter:利用者人口も高く、最近ではフリート機能などもあり、利用がしやすいという点では他の追随を許さない。

・Instagram:基本的には女性の利用が多いですが、若年層の利用が特に多いのが特徴。インスタ映えなどの流行語も出来たりと急増中

・TickTok:動画アプリで現在爆発的に流行中。様々な音源を使って踊ったりと動画を簡単に投稿出来る事で人気を集めています。

・Facebook:完全にオワコン状態の為、特に利用する必要はありません。

この辺りが、今最も多いSNSツールでしょう。

しかし、特にTwitterは必須と言えるので、今後も利用者は余程のツールが出ない限り少なくなる事はないでしょう。

前置きが長くなりましたが、今回はこのTwitterについてお話をしていきたいと思います。

Twitterでは、画像がなくても簡単に投稿出来る事もあり、意外に安易に発言をしてしまうと、すぐに炎上してしまうので、簡単なものほど注意が必要です。
また、多くのアイドル達が利用しているという事は、逆に言えばそれだけライバルが多いツールなので、その点も理解をしておく事が必要です。

では、Twitterではどういった事を呟けばいいのでしょうか?
まず、アイドル活動という観点から見れば、ライブやイベントの告知が多くなります。これも、ただ告知をするというだけではなく、色々と工夫を凝らしていく必要があります。

『何月何日何時からライブがどこそこであります!是非きてね!』

という告知で、何人の方が見てくれて、何人の方が来てくれるでしょうか?しかし、絶対はありませんが、限りなく0に近いかもしれません。
多いグループでは、平日も活動していると週に5日LIVEをしているグループもいます。その子達が毎日このツイートをしたところで、当然最初は来てくれる人もいるかもしれませんし、貴女のファンの方は来てくれるかもしれません。

しかし、Twitterで告知を出す=ファンの方に来てもらう為
ではありません。

え?

と思った方も多いのではないでしょうか?
もちろん、ファンの方も来てくれる事は大事です。しかし、ファンの方達であれば、ライブがあるとわかっていて、その日が暇であれば、会いに来てくれるでしょう。

それは、あくまで告知を見たから来たのではなく、告知を見て日付と時間を知ったから来てくれるのが、ファンの方です。

では、Twitterの告知は一体誰の為でしょうか?

それは、自分たちをまだ知らない人が、たまたま出演しているライブに一緒に出てるグループを見にいく予定だが、ちょっと見てみたいかも?って思って、見てくれる人がいるかもしれません。

もしくは、まだ見たことはなかったけど、出演者色々いるし、見に行ってみようかな?という人がいるかもしれません。

しかし、当然ながら、全くの無駄になるかもしれません。

ここで、大事な気持ちを伝えておきましょう。
『無駄』という言葉は、使わない、思わない、言わないという事です。

これは、前回でも言ったネガティブな言葉です。
そして、無駄というのは、無駄と思ったら無駄になってしまいます。
しかし、無駄だと思わなければ、いつか無駄にならない日が来る可能性を秘めています。

活動をしていく中で、これやってて意味があるのか?無駄にならないのか?無駄じゃないのか?という疑問を持つ事は、あってはいけません。

正解のない世界で成功をする為には、貴女が無駄だと思うことを100個でも1000個でも数多く無駄と思わずに継続した人の中から成功者が出てきます。

これは、間違いのない事実です。

Twitterで、何かを呟く、何かを告知する事は、何度でも何回でも行って無駄には一切なりません。
お客さんは、何度流れてきても、「大丈夫大丈夫!行くよ」とか「ごめんねいけないけど、誰かいけないか言ってみるわ」という方もいます。

もちろん、「うっざ」と思う人もいるかもしれません。
しかし、行ってみようなかなと思う人がいる可能性がある以上、そこを必死で手にする必要があるんです。

実際に、知らない人に声をかけて手を引っ張る事よりも、Twitterで告知するのは、数分もあればできます。

Twitterは、頭を悩ますものではなく、皆さんの武器でしかありません。
その武器を、強い武器と思うか、思わないかは皆さん次第です。

次回は、このTwitterの活用方法について、もう少しテストも交えてお話ししていきたいと思います。


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