IDLラジオ「IDL/R」開局にあたって

IDL

2020年5月20日 14:32

はじめまして、Design Strategistの野坂です。

企業における事業やサービスの新規開発支援やユーザー体験設計などのプロジェクトを企画し、クライアントを巻き込んで実行しています。さらに、プロジェクトを通じ、その企業に良い変化をもたらす触媒のような役割がミッションです。

さて、本日から、小さな小さなラジオ局を開局します。その名も「IDL/R」（アイディーエルアール）と言います。

Sprezzatura（スプレッツァトゥーラ）

IDList（我々はIDLチームメンバーをこう呼んでいます）は、ひときわ異彩を放ち、クオリティコンシャスに仕事に向き合う、いわゆる孤高の存在であるべきと私は思っています。

先日、事業を管掌する井登がチームのキックオフミーティングで
「Sprezzatura（スプレッツァトゥーラ）」
というイタリア語を口にしました。
（彼は不意に新しい単語を放り込む癖が強い）

これは「技巧を隠して、自分がしていることをあたかも労せずに無意識にできたかのように見せる、ある種の無造作さ」（Wikipediaより）という意味です。

つまり、実はとっても難しいことを、必死に考え抜いて、だけど涼しい顔して当たり前のように、期待以上の成果を出すことと理解しています。

孤高ではあっても孤独ではない。涼しい顔をしているけど愛嬌とユーモアは忘れない。

IDList自身のSprezzaturaを鍛錬し、安易に二項対立、単純化をせずに、あらゆることに真摯に取り組む（ときに苦悩する）場としてIDL/Rを作っていきます。

そして、テレワークがノーマルになる時代の新しい信頼関係ーテレトラストーを、この番組を聴いてくれた皆さんと築いていきます。

3つのコンテンツ

IDL/Rでは、今のところ3つのコンテンツを展開予定です。

・Design Dialogue（デザインダイアログ）
IDListとのちょっと真面目な対談コンテンツです。
メンバー同士やパートナーの方々、お客さま、友達、憧れの人といった、さまざまな方との対談をお届けします。

・Fireside Chat（ファイアサイドチャット）
焚き火を囲むように、気兼ねなく雑談するコンテンツです。
3〜4名ほどでリラックスした雰囲気で話していますので、どうぞ肩肘張らずにお聞きください。

・Troublemaker Monologue（トラブルメーカーモノローグ）
これは、IDList＝Troublemakerの一人語りコンテンツです。

IDListは、すでにある当たり前を批評的にリフレームし、まだどこにもない新たな価値の探索者となり、人々の価値観や生活習慣を揺さぶる議論をあえて巻き起こす主体者として、「Troublemaker」を標榜しています。

そんなTroublemaker自身のnoteコンテンツの解説や、気になるトピックスの紹介、本の朗読をします。

ドンと見据えていただければ幸いです。