無農薬はわかるけど無肥料? 1

最近は無農薬や減農薬の作物が出回っていて
それに加えて有機農法って書いてあると
とても健康的な食べ物だと感じますね。

今までの農薬使用量を大幅にカットしながら
同等のクオリティで出荷されているのは
本当に凄いことだと思います。

ただ、前回に撒いた農薬の残りの量は?
畑に溜まっていってないのかな?
減農薬って結局は「当社比」ってこと?

「前よりは健康的な食べ物になっていますよ」
こういうことなんかな?

とにかく、農薬は使わない方がいいのが
消費者のニーズであることは間違いないですね。

一方、無肥料って、どうなん?!

植物も生物である以上、
栄養を摂らないと枯れちゃうんじゃないの?!

肥料いっぱいで育った野菜の方が
栄養価も高くて美味しいんでしょう?!

道端の雑草は誰からも肥料を貰わずに、
花を咲かせて実をつけて種を作ります。

山の木や草も誰からも
栄養を与えられなくても増え、
立派に育っていっています。

いったい、どういうことなんやろか。

答えは土の中にありました。

植物が成長するために必要な三大要素は
チッソ、リン、カリウムです。

それを必要な量だけ与えてやらないと
植物(食べ物)は育たないという定説があります。

じゃあ、樹海の木々や草は
どんな栄養を何処から摂っているんでしょう? 

土壌微生物や自然のチカラを借りて、
植物たちは育っているんですね。

次回からは土壌微生物と植物の関係について
書かせていただこうと思います。

よろしければ、お読みになってみてくださいね。

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