村上春樹の「やれやれ」を数えたら、まさかの結果に・・・【村上春樹の研究】
ぼくは以前Kindleをおすすめする記事を書いた。
そのときに、ふとこんなことを書いた。
我ながらなんてくだらないことをしているのだろうと思うと同時に、なぜかもっと調べたいという欲が沸々湧いてきた。
そこで村上春樹を愛してやまない筆者による独断と偏見で、村上春樹がよく使うワードを4つ選び、それらが使われている頻度を調査した。
エントリーナンバー1「やれやれ」
言わずと知れた村上春樹用語といえば「やれやれ」だろう。
しかし、ぼくはこの風潮にいつも疑問をもっていた。
なぜならぼくの体感ではそれほど「やれやれ」は使われていない気がしているからだ。
いや正確にいうなら「もっと使われている言葉あるだろ!」と思うのである。
エントリーナンバー2「井戸」
ぼくが村上春樹を読む時に必ずチェックしているのは「井戸」だ。
どの作品を読んでも必ず「井戸」がでてくることは昔から気になっていた。
むしろ「やれやれ」より「井戸」だろ!という気持ちがあったので、今回エントリーさせていただいた。
エントリーナンバー3「わりに」
「わりに」という言い回しを村上春樹はよく使う。
村上RADIOでも言っているので、口癖のようなものなのだろうか?
それともこの年代の方はわりによく使う言葉なのだろうか?
わりに気になってしまったので今回調査にいれたのだが、調査終了後ぼくは大きなミスに気がついた。
それは「わりに」を検索すると「代わりに」「終わりに」「まわりに」などの言葉が同時にヒットしてしまっていたのだ。
これはわりに大きなミスである。
なのでこの「わりに」に関しての調査は話半分できいてほしい。
そして調査終了後に「わりに」だけを抽出するほどのやる気がでてこなかったことをここにお詫びする。
エントリーナンバー4「もちろん」
「もちろん」なんて言葉はもちろん村上春樹でなくてもよく使う。
でも村上春樹作品には異常に多くの「もちろん」が登場しているような気がしているのだ。
この際だから一度調べてみようと思って調査対象にいれてみた。
調査方法
調査対象は村上春樹のWikipediaに載っている「長編小説」に掲載されている作品とする。
ただし最新作の「街とその不確かな壁」については筆者がKindleを購入していないので、調査から外すことにする。
ということで風の歌を聴け〜騎士団長殺しまでの14作品を対象に調査を行う。
調査結果
ということで、早速調査結果を公表する。
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