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人事・労務DX EXPO 2024に行ってきました②


人事・労務DX EXPO 2024

2月20日、人事・労務DX EXPO 2024に行ってきました。
場所は東京ビッグサイトで、私自身、今回で3回目となります。
前回は、去年の7月に訪れました。

出展企業ですが、前回と比べ半数ほど同じ顔ぶれでした。
(リピート参加の比率は「出展をご希望の方へ」のコーナーで聞くことができます)
セミナー会場ですが、今回はメインの出展スペースから離れていたため、セミナー会場との行き来は若干不便を感じました。

参加した特別講演

参加した特別講演は下記です。

  1. (株)月刊総務 12:30~13:10

  2. 中外製薬(株)15:30~16:10

株式会社月刊総務の講演のサマリ

総務(または人事)は①情報発信をし、②社内エンゲージメントサーベイで良い評価を得るよう工夫し、③IT化、DX化について知識を深めるということが必要ということでした。

さらに、社内コミュニケーションを活発化させ、縦の人間関係ではなく、水平方向の人間関係の構築をするのが重要とのことでした。

中外製薬株式会社の講演のサマリ

中外製薬においてのDX化は、ビジネスを革新させるため、社内で専門の部署を立ち上げるなど体制づくりを行ったそうです。

DX化を推進するため、外部からスペシャリストを採用するなどし、部門内の専門性を高め、DX化を推進していった結果、中外製薬は「DXプラチナ企業」に選ばれたそうです。

大手企業がDX化における成功事例を公表することによって、それを見た中小企業等は模倣しようという気持ちになってくると思います。

人事・労務DX EXPOの様子や訪問したブースの感想

RPA関連の出展企業は前回より減ったような気がします。
RPAは同じ作業を繰り返すといった定型業務、うまくはまってくれる業務があれば高いパフォーマンスを発揮します。

ですが、RPAは対象業務の選定が難しく、設定がやや複雑で知識のある専門の人員に運用を任せることができるなら問題ないですが、専門の人員を確保できないなら、なかなか使いこなせません。

RPAを導入したものの、うまく活用することができないケースもあるため、ふるいにかけられてきたようにも感じます。

チャットGPT関連の出展企業数は前回と変わらないと思いますが、より一歩踏み込んだ活用ができるものが出てきたように感じました。

例えば、議事録、営業日報を要約し、ポイントを絞ってまとめ、さらに企業別に管理してくれるツールなどです。

議事録、営業日報をベタ打ちでメモ帳に残しているものの、他者にそのまま見せる訳にいきません。
そこから要約したり、箇条書きにしたりするまとめ作業は時間を要しますので、非常に興味がわきました。
音声から文字起こしができ、また、音声入力が可能なところも良いと思いました。

その他、以前、労務相談で”人事評価システムに関して、良いシステムはありますか”と問われたことがあったため、人事評価機能のあるHRシステムを出している企業のブースを訪れ、説明を聞きに行きました。
担当者から賞与計算に用いる係数を割り出すまでの機能を説明していただき、UI・UXともに優れていると感じました。

まとめ

今回の人事・労務DX EXPOもかなり充実していました。
たくさんの情報収集ができ、DX知識のアップデートができました。

DXに係わる知識は、アップデートし続けることが重要と思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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