素人の考古学―神奈川県大磯高麗山周辺の横穴墓群巡り
大磯は弥生時代に東海から移住した人たちが住みはじめ、古墳時代には朝鮮半島からの渡来人を大和朝廷が大磯に移住させたそうで、いろいろな文化の痕跡がある。
神奈川県には3,200基の横穴墓があるといわれており、そのうち大磯には1,000基以上あったといわれていおり、全国屈指の横穴墓密集地帯である。
➀楊谷寺横穴墓群
27基 古墳時代後期
千畳敷山(高麗山 180m)の登り路になる部分の左側山腹に4段にわた
って穴が分布している。
この横穴は切妻造り家形に表現さ