見出し画像

新規事業を考える~同年代の友人が悩みを打ち明けてきた③

これは、これらの記事の続きです(

今までの内容を簡単にまとめますと、私の知り合いである大山君が、定年後の自分に誇れるものも何もなく、今後どうすればいいのだろうか、と相談してきました。
大山君も私も、50代前後の人間は日本人の中でも巡行比率は約7.7%(人口にして約980万人・国土交通政策研究第47号より)と多く、「団塊ジュニア世代」と言われています。
また、その世代が現役を退く(65歳以上)になると、高齢者数が過去最大になり、社会保障制度が継続できなくなる、いわゆる「2040年問題」が起こります。
現状の制度では日本は立ち行かなくなるので、年金制度、社会保障費の抜本的な改革、健康寿命の延伸、医療や介護サービスについての見直し、労働力の確保など様々なことを政府だけではなく、民間も考えていく必要があります。

2040年問題を解消する手立てとして、少なくとも団塊ジュニアには
「長く働き、健康で病気にかからず年金に頼らないようにすること」
が求められていると私は考えます。
団塊ジュニアは、今は現役世代ですし、社会で二番目に人口の多い世代です。そのマーケットをつかむことで、大きなビジネスチャンスが生まれます。

ちょっとずれますが、団塊ジュニアは、受験戦争、就職氷河期など、昭和になってから一番「割を食った」世代です。それを見つけ、いち早く手を付けた人たちが「自己啓発」関連のセミナーやビジネス書を作り、自分探しをする人たちが増えています。就職もうまくいかず、子供部屋おじさん・おばさんという言葉も生んだ世代です。「自己啓発」に傾倒することが多いです。

大山君もこの時期になって「俺は何もない」のような発言になってしまっています。みんなそうです。私も今の自分をタグ化すると、会社名と役職とちょっとしたものだけです。何も考えずに会社で定年を迎えていると何も生まない人になります。

団塊ジュニアは、自己啓発・自分探し・過去の不平不満なんかで時間をつぶしてほしくないですし、2040年問題を打破するための施策を自分たちで考える必要があります。私は世代の一人として、率先して変えていきたいです。
今後出していく事業案について、改善案があればどんどん教えてください。
どうぞよろしくお願いします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?