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高い肉と安い肉を低温調理するぜ

年末に買った低温調理器の練度を高めるべく色んなものを調理している。
とはいえ王道はローストビーフだろうということで、正月の食事の賑やかしも兼ねて作ってみた。

使った肉は2種類。

高い肉
安い肉

高い肉は100gで880円。1ブロックで880円かと思ってスーパーの精肉部門でドヤ顔で「これください」って言ったら「500gのものでよろしいでしょうか?」って返されて全てを理解したけど引くに引けなくなったので買った。
安い肉はAmazonフレッシュで買った100gで300円しないやつ。

調理方法はなるべく同じにした。重さの1%の塩を擦り込んだ後に、低温調理器の設定温度55度でなんか重さに対してヤバい菌が死ぬであろう加熱時間を設定して待つだけ。
と言いつつ安い肉の方は2ブロックに分かれていたので、片方は黒胡椒とおろしニンニクも擦り込んでおいた。

火入れについては以下のレシピを参考にしている。

加熱後、ジップロックには肉汁が滲み出ている
アチアチのオリーブオイルで表面をさっと焼き付ける

ソースは以下のレシピを参考に、肉汁も一緒に入れてグレイビーソースにしてやった。

玉ねぎをおろして肉汁に入れる
砂糖と赤ワインを入れて煮込む。この時点での見た目は相棒の美和子スペシャルを彷彿とさせる。
煮詰まったら醤油を入れてソース完成

肉もソースも粗熱をとったあと冷蔵庫で冷やしておいた。食う時は好みの温度にして食えばいい。

一番手前が高い肉、続いて塩だけの安い肉、黒胡椒とニンニクをプラスした安い肉だ

結局どれが一番旨かったのか。おれの答えは黒胡椒とニンニクをプラスした安い肉だ。
なんか高い肉の方はさっぱりしすぎている気がして…
でも振り返ると高い肉の方は甘味があって、くどくなくて、きめ細かい一方で、安い肉の方は噛んでて口の中に繊維質が残ったように感じる。

高い肉の方でも黒胡椒とニンニクをプラスして作ってみたい…そう思う頃にはもう肉は無くなっていた。

おわり

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