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感情は選べる

 最近僕が読んだ本に「7つの習慣」がある。長年愛されてきたベストセラーで以前読んだ本の中で紹介されていたことから興味を持った。この本の中で最も印象深かった主張が「反応的な人間になるな」ということである。

 私たちは、ある状況とそれに対して抱く感情をセットとして考えていて、そこには「間」のようなものが存在しないと考えがちである。しかし「7つの習慣」によると、状況と感情の間にはスペースが存在していて、そのスペースを活かせば自分から感情を選ぶことができるというのだ。

 この考え方は、自分自身がこの20数年間持ってきためがねを新たなものへと置き換えるきっかけになった。感情は選べるのである。楽しいことがあるから楽しいというのではなく、自ら探し出せるのである。そしてこの考えに基づけばある意味ではそういった状況を作り出すということでもある。状況は自分自身が左右できないことも多い。それは他者という存在がこの世の中にあることで必然のことである。しかし感情は自分自身の中にある。できることなら1つでも多く幸せを、プラスの感情を抱きたいと願ってやまないからこそどんな時も、この考え方を頭に入れておきたい。

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