見出し画像

LGBTQsの知識から実践へ踏み出すWS🌈秋セミWS参加者募集中🍁

秋セミナーの応募が始まって1カ月が経ちました。
少しずつお申し込みがあるようで、数ある魅力的な企画の中、選んでくださり、嬉しい限りです。まだ申し込み枠があるので、ぜひこの機会にお越しいただければと思います。

まだまだ歩みはじめな私たち。自分たちで現地ワークショップWSを開催する余裕がなくいますので、この機会にぜひお会いしたいです。
もちろん病院での医療安全の研修等にお声かけいただければ、喜んでうかがいます。#いきなりの宣伝

2023年4月 川崎病院での勉強会

さて本題です。
今日は、秋セミで何するの?について、書きたいと思います。

一言でいうなら、「知識から実践への一歩を踏み出す」ワークショップ

私たちの活動は、「LGBTQsの人たちが抱きやすい困りごとは分かった、じゃどうしたらいいいの?」から始まりました。
自分たちが現場で使えるものを作ろう!となり、作成したのが「実装支援ツール」と呼んでいる資料です。

現在は、5つのトピックがあります。
1. 性的少数者に対する 場面別対応例[初診受付・外来編]
2. ジェンダーニュートラルな対応
3. SOGIに配慮した本人以外への病状説明
4. カミングアウトへの対応
5. アウティングの危険性と予防

これらは、医療機関における困難を抱きやすい状況において、具体的にどのような言動で対応するかの提案とともに、避けたい対応について記載しています。
資料を大々的に公開していないのは、対応する患者や利用者により、個別性が含まれる点もあり、対話の余地があることを自覚しているからです。
また基本となる思考がありつつも、資料に記載している内容の全部が正解であり、マニュアルのように使っていくものではないと考えているからです。

4月の東京レインボープライドで初めて展示
熱心に読んでくださる方々がおられました

私自身が、これでいいのだろうか、という不安もあります。
それでも、このままいる、つまりは知らない間に知らないことで悪気なく傷つけてしまっているかもしれないままではなく、一歩踏み出すことで対象者にまで届けたいと思っています。実際に少しずつ使ってみることで、医療を届ける前段階として必要な情報を得る、そのための根幹となる関係性を構築することに活かされると感じています。

秋セミで行うワークショップでは、これらの資料を基にして、ワークを提供します。「実装支援ツール」も差し上げます。

いまさら聞きにくい?と思われる基本的な知識から、一般的な対応についてレクチャーを行うとともに、医療機関でどのようなことができるか、をスタッフと参加者で一緒に考えるワークを用意しています。

昨年の秋セミでの様子
なごやかに気づきを共有

誰もが安心な医療機関を提供することを目指す取り組みのひとつであり、学びの場においても、安心な場にすることを目指して、準備しています。

「何かできないか」と思っているけれど、「何していいか分からない」と感じている方、また医療機関で自分ひとりだとか、ひとりで何もできない、と感じている方、ぜひお越しください。
そして、もうすでに実践しはじめているよ、という方も歓迎します。
ご一緒いただくことで、気づきが増え、実践に向けた具体化する案も増えると考えるからです。

コロナ禍を経て、現地参加への壁が高くなっているかもしれませんが、ぜひお越しください。

対象者は、職種を問いません。むしろ色んな方にお越しいただきたいです。

ご参加に向けての懸念事項がありましたら、ぜひご相談ください。
目が見えにくい、耳が聞こえにくい、車いすを使っている等を懸念するとの話も聞きますので、ご意見を届けてもらえたら、一緒に考えたいと思います。

お待ちしております◎

大阪でお会いできることを楽しみにしています。

申込などはこちらの投稿からご確認ください。


日本プライマリ・ケア連合学会の秋季セミナーの案内はこちら

今後も情報を届けていきますので、フォローやリアクションをお願いしま
す。 khj

まるクルは、だれもが安心して過ごせる医療機関を実装する取り組みをしています。現在は、LGBTQsフレンドリーな取り組みを医療機関で具体的に行うことを主軸にした活動を展開しています。

自己紹介:まるっとインクルーシブ病院


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?