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リテラシーと情報リテラシー

こんにちは。所長です。

先日、情報の定義について書きましたが、ではいよいよメインである「情報リテラシー」とは一体どういうものなのでしょうか。

今回は「リテラシー」と「情報リテラシー」の定義について触れてみようと思います。

リテラシーの定義

まず、リテラシーの定義から紐解きましょう。

リテラシーとは、人々が社会生活を営む上で絶対に必要な能力のことを指します。

かつて人々は知識の伝達に会話を用いていたことから会話力がリテラシーとされていました。

その後書物が登場したことにより読み書きの技術が新たなリテラシーとみなされ、公教育において最低限の能力を身につけることが必須とされました。

ですので、みなさんがよく聞く「読み書き計算」は一般的なリテラシーと言えます。

情報リテラシーの定義

では情報リテラシーとはどういうものになるのでしょう。

情報の種類で紹介した印刷メディアや電子メディアといった、各種情報メディアに加えて、最近はインターネットや情報通信機器が生活に深く関わっています。

そのため情報端末の操作や利用方法も生活をする上で必要不可欠となっています。

つまり情報リテラシーは、こうしたインターネットや情報通信端末を、どんな端末や形態であれ使いこなすことができる能力といえます。

現代のリテラシーは「読み・書き・計算・情報活用」

つい数十年前まで、私たちは「読み書き計算」さえできれば生活ができましたので、持っておくべき能力(リテラシー)はこれで十分でした。

しかし時代は進み、今やインターネットやコンピュータ、情報通信端末がなくては社会が成り立たないほどにまで発展しました。

それなのに人々のリテラシーは「読み書き計算」のままでよいのでしょうか。

リテラシーは、常に「読み書き計算」ではなく、時代が進むにつれて変化していくものでなければならないと思いますし、むしろ情報も新たなリテラシーとして捉えるべき状況になっているのではないでしょうか。

しかしまだまだ情報リテラシーを含む情報教育については小中学校では教科化されていないため深く学びきれていないのが現状です。

今後、深く理論を学ぶ機会を増やす必要があると私は思っています。

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いかがでしょうか。

今は「とりあえず触ってみて問題が起きたら考える」というスタイルが多いかと思いますが、そこに少しでも理論的な考えが根底にあれば、自身を守る大きな盾となるはずです。

子どもだけでなく大人も情報を取り扱う者の一人です。

そのことを踏まえた上で、この高度情報化社会を生きるため、少しでも早いうちに情報リテラシーに関する知識技術を身に付けられるようにしていきたいものです。

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