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男女の脳の違いとICT教育や特別支援の話



男の子

物の動きに敏感である

・人の表情などから心理を読み取る力が、女の子と比較し弱い

・攻撃性が暴力など目に見える形で現れる。しかし一方で喧嘩をすることで関係が深まる。

・自分より力関係が上の立ち位置にいる友達と一緒にいることが苦痛ではない。

リスクが好き

競争が好き

・道順は絶対距離の単位や方角を使う

・緑っぽいものは緑と答える

・自己評価が過大評価

・描く絵は動詞が多い

・攻撃的な行動をとると周りからの評価が高まる

・ちょっかいを出すことで好意を表わす

・いじめる時は、あまりよく知らない子をいじめる

・ノンフィクションが好き





女の子

・音楽による情報の取り込み力が優れている

・人の顔に興味を持つ

・女の子同士は大きな喧嘩をすると、関係が深まるということは男の子に比べて少ない

・付き合う友達はいつも〝対等〟であることを望むことが多い

・リスクは好まない

・競争より自分のペースでやり遂げることが好き

・道順は目標物を使って空間を移動する

・緑っぽいものも黄緑、エメラルドグリーンなど微妙な違いも区別して答える

・自己評価が過小評価

・描く絵は名詞が多い

・攻撃的な行動をとると周りからの評価が下がる

・ちょっかいを出してくる男子は、自分に好意があることが理解できない

・いじめる時はよく知っている子をいじめる

・フィクションが好き


学級の子供や我が子を見ていると脳の研究からわかる上の項目は本当にその通りだと思います。ICTを使うとこれらの特性に順応に対応ができるのです。例えば男子のウケがいいのはkahoot!というクイズ形式かつランキングが出るもの。女子ウケがいいものは自分が取り組んでいる課題を自分のペースで取り組める自由進度学習がいいですね。
どのようにICTを活用していくかという視点に立つ時期になっていますが、単に特別支援や能力差といった具合だけでなく、脳の特性の視点からも利活用を考えていくと言うのも一つの提案です。