分裂が収束する秋(妊娠後期の話)

妊婦話ですので、以降ご注意ください
何ヶ月前の話だよって感じですが、自分のメモがてら

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8ヶ月めあたり

後期に入って早々、大学の同級生(出産予定月がおんなじ)とおランチ。書き込みまくりの母子手帳とハンドメイドベビー用品を見せてもらって焦る。やべえ何にもしてねえ。はしゃぎすぎて翌日からしばらく具合が悪くなる。

控えめに言っても進歩なし。

ふと思い立って胎動動画とやらを撮ってみたところ、歪みすぎで軽く引く。夫氏が触っていてもわかるようになってきたらしく、毎晩、腹に手を当ててはビビる、を繰り返している。

出産までほぼ毎日やってた。慣れろ。

ここにきて初めて寝起きに足をつる。痛ぇ。ベビー用品を調べまくるブーム到来。何にも準備していない、と、これ欲しいあれ欲しいが交錯した結果、この月の家計がなかなかエグいことになる。29wの検診で中の人が1500g突破したうえに逆子ちゃんが判明。私の想像より大きい&次回の検診でも逆子なら帝王切開と言われて超絶動揺→嫌だ嫌だでメンタルガタガタに。胎動の位置を気にしすぎて眠りが浅くなる。数日後、部屋の片付け中に浄水器カートリッジを床に落としてフローリング破損。何かの糸が切れて号泣。フローリング破損が悲しいのか帝王切開が怖いのかもう分からない状態。翌日まで後を引いて、結局会社を休む。

8ヶ月めはなんやかんやとメンタルガタガタな1ヶ月だった。同時に、発汗量が増えて汗が止まらないとかお腹が重いとかだるいとか、フィジカル面?もなかなかキていた。

9ヶ月めくらい

逆子ショック引きずる。迷信だからねーと言われたけど、神頼み的なかんじで逆子体操を実行。速攻で具合悪くなり、もうやらないといじけて枕を濡らす。もうどうにでもなあれ。

33wの検診当日、軽く出血あり。焦りまくるも中の人に異常はなさそうとのこと。ついでに逆子解消していたことが発覚。中の人にめちゃくちゃ感謝。

産まれる前から母想いのええ子やでぇ…

エコーで久しぶりに拝見したお顔は、鼻ぺちゃで口を尖らせていた。骨格がイカツイ母に似てたらすまん、と心の中で土下座。そんな母の気も知らず、中の人はしゃっくりを連発する毎日。

市の両親学級に参加し、沐浴の練習に参加する夫氏をニヤニヤ眺める。参加者の8割は若いご夫婦だったので、自分が高齢出産なんだなーと痛感。

同い年くらいのご夫婦は3組。そのご夫婦も仲良しで穏やかで優しい雰囲気でした。ああいう落ち着いた夫婦になりたかった(手遅れ感)

出産前に帰省するものの、台風直撃であんまり遊べず。遊び納めがなかなかできない。

引きこもりで悔しいのでスタイもどきを作成。出来栄えはともかく、わりと満足。

10カ月め

いよいよもって寝る体勢がツライ。横向いても上向いてもお腹が邪魔をする。そして右足の付け根が痛い。寝起きがとくにひどくて、ベッドから立ち上がった後すぐに歩けない。

付け根の痛みは出産までずっと続いた。骨格の問題?右足だけで立てず、靴下やボトムスの着替えに四苦八苦する日々。

忘れていた頃に産科の後期説明会+関連企業さんの営業説明会。臍帯血の個人バンクについても説明があり、悩む。かなり悩む。自閉症にも効果が、という煽り文句に揺らぎまくるが、金額も金額なので見送りすることに。

保険的なかんじで捉えるには金額が大きすぎた。自由度や信頼性や有効性や持続性はともかく(そこら辺はあまり高くはなさそうな印象)、その時家庭に潤沢にお金があって今後もお金についてなにも気にしなくてよい、という状況なら申し込んでいたと思う。

遊び納めと称して会いたい人に会いまくる。それでも予定が合わなくてあえず仕舞いになってしまった友人もいて、残念。

産んでしばらくしたら会おうね!なんて言い合ったけど、気軽に出歩けるのはいつになるやら。次会ったら祝いの酒を飲むぞ!と宣言をしまくったので、なんとかその日を迎えねばならない。

産後にヘルプで来てくれる予定の母が偵察に来る。お腹下がったと言われたけどあんまり実感なし。帰り際、じゃあ来週あたりにくるわね、と言われて、そうか来週末が予定日だったわ…もうすぐやんけ… と震える。

正期産だからいつ出てきても問題ないよ、と言われてはいたものの、ちょっと他人事で実感なしだった。それが、なぜかこの瞬間に実感が湧く。そして焦る。

で、何事もなく翌週になり、母がやって来る。道案内がてら散歩しつつ近所のケーキ屋に行きまくったため3日で肥えた。

もちろん母も肥えた

11ヶ月めあたり

予定日当日に検診があったが、産まれるのはまだまだとのこと。先生の宣言通り、案の定しれっと予定日を超過し、11ヶ月めに突入。散歩したり近所の神社でお参り(5円)したりして過ごしたものの、予兆なし。検診日の前日18:00頃、破水ktkr。

出産記憶に続く。