「前田建設ファンタジー営業部」エキストラにインタビューしてみた(前編)
こんにちは。日本初の総合イノベーションプラットフォームICI総合センターです。
もうすぐ映画「前田建設ファンタジー営業部」が公開です。
実は映画には、ICIからエキストラとして職員も何人か出演しているんですよ!せっかくなので今回は、エキストラとしてまさかのスクリーンデビューを果たした職員達に、撮影裏話などを聞いてきました。
前編と後編の二本立てでお届けします!
▼前田建設ファンタジー営業部って何?という方へ
■緊張の背中で演技 「土のプロ小野さん」
小野がいると言われた部屋の扉を開けると、何やら作業中。実は別の日に、SNS用の写真撮影に付き合っていただいたので、今度は何だという表情で出迎えてもらいました。
奥に座っているのが小野です。
ICI広報: 今回はインタビューしたいのですが、よろしいでしょうか。
小野:いいですよ(笑)
ICI広報:ありがとうございます!ではまずどのように出演が決定したのでしょうか。
小野:監督さんが、この空圧式動的三軸試験装置を使いたいって言っていて。「使えるの誰ですか?」って聞かれたので僕ですかね、と。そこで何となく察知しました。あー、いよいよ役者デビューか、と。
ICI広報:すみません、空圧式動的三軸試験装置とは…?
小野:土に圧を加えて、液状化しないかの実験や、建物を立てたときや地震で起こる荷重による地盤の強度を調べる装置です。
空圧式動的三軸試験装置
ICI広報:背中で演技したようですが、演技でこだわったことはありますか?
小野:とにかく緊張していて、肩がカチコチでした。監督さんに「なんだこいつ?ってリアクションをしてもいいよ」って言われたんですけど、全然できませんでした。
ICI広報:そんなに緊張していたんですね!
小野:全く素人だから、同じシーンをいろんなアングルから撮るっていうのを知らなくて、こんなに何回も撮るの?って思いながらずっとカチコチでした。
ICI広報:ちなみに今、何の作業をされていたんですか?
小野:土関係の実験をしているんですけど、今はこの土に水がどのくらい通るかの実験をしていました。建物を設計するのに土のデータが必要で、地盤をしっかり調べないと、建物が傾いたりしてしまうので。
写真は「横顔で、横顔で!」と言われて横からのショットとなりました。
正面はどうしても嫌だったみたいです。
■まさかの台詞あり 「ソーセージの白根さん」
以前SNSに登場していた白根も、エキストラとして出演しています。
何かイベントがあると自家製のソーセージを振る舞ってくれるんです。驚くくらい美味しいんですよ。
ICI広報:白根さんおはようございます!
白根:何、どうしたの?(笑)
ICI広報:あのですね、今エキストラインタビューをしておりまして。唯一台詞のあった白根さんは外せないなあと。インタビューさせて下さい。
白根:台詞ってこともないけど(笑)いきなりピンマイクを渡されて。
ICI広報:どんな心境でした?
白根:やったことないぞこんなの、と。「電話でミーティングをしているような感じで、内容はお任せします。」って言われたの。何の話をしたらいいんだと。
ICI広報:小木さんからご飯に誘われる役もあったという話を聞いたのですが。
白根:小木さんが高杉さんに資料を渡すシーンがあるんだけど、その資料を僕から小木さんに渡して、その後にご飯に誘われる役だったね。
ICI広報:そんなに重役でご出演されたんですね。演技をする上で気をつけたことはありますか?
白根:姿勢正しく歩こうと思って、あとは資料を渡す高さだね。どの高さなら受け取りやすいかなあって、そこはすごく考えた。この高さがいいか、この高さがいいか。低いと渡しにくいから、ちょっと高めのところ。低いとこうなるでしょ。(何度もジェスチャーで教えてくれました。)
ICI広報:もう役者さんそのものですね!そのシーンはバッチリ映っているんですか?
白根:いや、映ってなかった。
ICI広報:・・・。あの、普段はICIでどのような業務をされているんですか?
白根:株式会社トヨコーさんと一緒に仕事をしています。トヨコーさんのレーザー技術をコンクリート分野でも使えるように、検討をしています。
髪の毛切ろうと思って切ってないんだ、と少し恥ずかしがりながら写ってくれました。
■どアップでスクリーンデビュー 「風神丸山さん」
丸山にも先日、SNS用の写真撮影に協力してもらっていました。みんなSNSにも登場していたんですね。
ICIのInstagramやTwitter、要チェックです。
ICI広報:丸山さん、少しお時間よろしいですか?映画のエキストラインタビューをしたいのですが。
丸山:私なんかでよければ。
ICI広報:ありがとうございます。丸山さん、一番はっきりとお顔が写っていたと話題ですが、出演が決まった時はどう思いましたか?
丸山:いい息抜きだなあと思いましたね。いやー遊びみたいな気持ちで。なんて言ったら怒られちゃいますね。
ICI広報:大御所感がありますね!演技も緊張はしなかったんですか?
丸山:監督さんに「(役者さん達を)何やってるんだろう?」という感じで見てくれと言われましてね。私は勝手に「女優さんをいやらしい目で見る」と解釈しまして。じゃあ普段通りで大丈夫だ、と思っていつも通りの自分でしたよ。
ICI広報:物凄い解釈の仕方ですね。普段通りなんですか?
丸山:私の名前「勇祐(ユウスケ)」と言うんですけどね、昔親父になんでこの名前にしたのか由来聞いたら「ウルトラスケベになるように」という風に教えられまして、親の言う通りに実践してる人間ですので。
ICI広報:私は日頃の丸山さんを見ているので、このインタビューのためにサービスしていただいているコメントだとわかりますが…でもそのまま書いちゃいますね(笑)
丸山:私が訴えられないように書いて下さいね(笑)
ICI広報:わかりました!丸山さんはいつも実験棟にいますが、何の実験をされてるんですか?
丸山:「風」が関わるいろんな実験をしていますよ。あの映画に出ていた大きな扇風機を使って風の実験をしたり。風のことなら何でも。ある映画紹介の番組では、風神とも呼ばれていましたね。
ICI広報:風神!では記事でもそのように紹介させていただきます。
丸山:どうぞどうぞ。
あんまり笑わないほうがいいかな?と、取材中はずっと笑っていたのにカメラを向けると笑顔が消える丸山でした。
■本物の役者さん達の撮影裏話もあります!
今回は前編ということで、ICIからエキストラ3名をご紹介しました。
ICIではこのように、土や地盤専門、風専門、他にも電磁波や音環境など建設に関する様々な実験をしている方がおり、日々研究を重ねています。
また、ベンチャーさんと共に新しいマーケット開拓をしたり、科学や芸術などのあらゆる事業のサポート、共創も行っています。
noteではエキストラ出演したICI職員さんをご紹介しておりますが、前田建設ファンタジー営業部のホームページにある「さくらちゃんの映画撮影日記」では、本物の役者さん達の撮影裏話が掲載されているので是非ご覧下さい!
映画公開後、後編もアップするので、楽しみにしていて下さい!
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