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日本が2024年までに破綻する3つの理由とその処方箋

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#規制緩和

日本が2024年までに破綻して三流国家になる3つの理由とその処方箋

日本が2024年までに破綻して三流国家になる3つの理由とその処方箋

はじめに

バブルの時代、東京山手線内側だけの地価でアメリカ全土が買えると言われ、「Japan as No.1」ともてはやされた日本も今や昔、国民一人当たりのGDPでは世界25位となりました。
国の借金は1212兆円を超えて、国民一人当たりでは983万円(4人家族では3932万円)。この借金は毎年約40兆円増え続けています。
しかも日本は、これから世界でも未経験の少子高齢化社会を迎えようとしていま

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既得権益を排し大胆な規制改革を行うことによって、経済の停滞から成長に

既得権益を排し大胆な規制改革を行うことによって、経済の停滞から成長に

4 財政破綻を回避するための処方箋② 既得権益を排し大胆な規制改革を行うことによって、経済の停滞から成長に

 第1章でみたように、1995年以降で一人当たりGDPを減らしたのは先進国では日本だけです。膨大な借金がある日本が財政破綻を招かないためにはGDPを上げ経済成長をすること、それにより税収を上げることが必要になります。
 そこで、1990年代初頭にバブルが崩壊して以降、日本経済が低迷している

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解雇をしやすくして人材の流動性を高める。ただしセーフティネットをしっかり準備

解雇をしやすくして人材の流動性を高める。ただしセーフティネットをしっかり準備

4 財政破綻を回避するための処方箋② 既得権益を排し大胆な規制改革を行うことによって、経済の停滞から成長に

提言2 解雇規制を緩和して人材の流動性を高める。その際にはセーフティネットをしっかり準備する

 提言1では、「労働生産性の低い中小企業の統廃合を促す」と書きましたが、世界でも解雇が難しいと言われている日本では、時の経過によって余剰となった社員や能力が仕事に合わなくなった社員を整理できず、

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