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【茶室作り日記】第1回:はじめに−茶室と自分

自分はお茶を初めて20年近く経ちました。
お茶を始めたきっかけは、裏千家学園茶道専門学校を卒業した中学時代の同級生からお茶の話を聞きまして、興味を持ったことです。
最初は裏千家茶道で、カルチャーセンターに始まり、個人の先生に12年半くらい習っておりました。
その後2年半ほどのブランクがあり、5年半ほど前から遠州流を習っています。

そして4年ほど前に、自宅の和室の内装を整え、炉を切りまして茶室に改装しました。
自分の茶室作りの記録として、これから茶室を作ろうと思っている方の参考になれば、そしてまだ茶室を考えていない方へ茶室作りをお勧めできるよう書きました。

自宅を建てたのは、お茶を始める前で、生まれ育った家は畳だったため、何となく畳があった方がよいのではと思い、六畳の和室を作りました。
和室には物を置いたり、親戚が泊まりに来たときに寝室にしていて、お茶を習い始めても一人で割稽古をしてもその先に進みませんでした。
友人たちと茶会をすることになっても、茶室は借りるものと思い、次のような施設を借りていました。

・住区センターの和室
・区役所の茶室・・四畳半の本格的な茶室で躙口もあり、炉では炭も使えました
・区立公園の和室
・公営の会館の茶室

自宅の和室は荷物が置いてあり、また「六畳は茶室にならない」と思いこみがあって、和室を茶室にしようとは思いつきませんでした。

つづく


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