いちろう@アラサー教師

公立高校教師|アラサー|中堅でも若手でもない何か|「教師を魅力的な仕事にする」ことが目…

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公立高校教師|アラサー|中堅でも若手でもない何か|「教師を魅力的な仕事にする」ことが目標|既婚(家事は洗濯と皿洗いを担当)|運動部顧問(未経験)|旧帝大卒|「学校の常識」は「世間の非常識」|インプットした「世間の常識」や、「スキル・知識」を発信しています。

最近の記事

【看護師から学ぶ】特別な人材になるために必要なプロセスとは?

こんにちは!いちろう@アラサー教師です。 学校は2学期に入りました。ようやく4連休でひと息つくことができ、久しぶりの更新になります。 さて、皆さんは仕事人として「特別な存在になりたい」という思いを持っていませんか? 僕は教師として働いていますが、「スペシャルな教師になりたい」という気持ちは常に持っています。これは、若手教師であれば(もちろん若手でなくても)誰もが持っている気持ちだと思います。 では、そのような存在になるためには、どうすればいいのでしょうか? 今日は「

    • 義務教育学校に【個性】がない理由

      こんにちは!いちろう@アラサー教師です。 先週は以下のような記事を書かせていただきました。 保護者のニーズは家庭の数だけ存在するため、全員のニーズを満たすことは事実上不可能だという話をしました。 さて、記事の最後に 私立中高一貫校は教育ビジョンが明確ですから、家庭のニーズを満たす学校を選ぶということも一つではないかと思います。そういう意味では、公立学校(特に義務教育学校)は地域の子どもが自動的に入学してきますから、保護者ニーズの矛盾も発生しやすいと考えることができるか

      • なぜ学校教育は【保護者のニーズ】に応えることができないのか?

        こんにちは!いちろう@アラサー教師です。 前回は、「生産性」について記事を書かせてもらいました。 教師は人間対人間の仕事ですから、時には「効率」で考えることが難しい場面もあります。特に「モンスターペアレント」という言葉が聞かれるようになったように、保護者対応で悩む先生も多くいます。 今日は、「なぜ学校教育は保護者のニーズに応えることができないのか?」について考えてみたいと思います。 保護者のニーズは矛盾している 「なぜ学校教育は保護者のニーズに応えることができないの

        • これからの教師は、なぜ【生産性】を意識して働かなければならないのか?

          こんにちは!いちろう@アラサー教師です。 今回は、これからの教師がなぜ「生産性」を意識して働かなければならないのか?について考えてみました。 3000字を超えるボリュームになってしまいました。時間がないという方は、ぜひ、目次の最後の「まとめ」だけでも読んでもらえるとありがたいです。 なぜ、「生産性」か? さて、なぜ「生産性」をテーマにしたかと言いますと。 先日、以下の記事の最後に「自分が読んだ本をまた紹介します」と言ってしまったことがきっかけです。 どの本を紹介し

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          公立学校がバージョンアップするために【教員志望の学生へ】

          こんにちは!いちろう@アラサー教師です。 教師のブラックさが叫ばれて久しいですが、 なかなか根本的な改善に至らない日々です。 今日は、「なぜ、公立学校は変わることができないのか?」について考えてみたいと思います。 公立学校を変える「手段」 公立学校の教員の身分や待遇は、法律によって定められています。 また、業務を請け負い、教員に指示を出すのは、学校の管理職(校長や教頭)です。 以上のことから、学校の労働環境を変える手段は、 ① 「政治」 ② 管理職の「マネジ

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          公立学校の教師が【ビジネス書】を読む理由

          こんにちは!いちろう@アラサー教師です。 noteを始めて、インプットの大切さを痛感する毎日です。 身近でお手軽なインプット方法として、「書籍」がありますよね。 今日は、 なぜ、教師はビジネス書を読むのか? について考えてみたいと思います。 ちなみに、教師は「教育」がビジネスなので、本記事におけるビジネス書には「教育書」を含むことにします。 僕は「ビジネス書」や「教育書」を人並みに読みますが、 それによってスキルが向上したとしても、給料が大きく上がることはあり

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          教師を【魅力的な仕事】にするためには、若手が学校文化に染まらないことだ

          こんにちは!いちろう@アラサー教師です。 前回は、教師という仕事が魅力的なものになるために、 必要な4つのことを考えました。 (以下過去記事) 一言でいうと、 「成長できる」「人の役に立てる」「ステータスになる」「最先端である」 以上が揃っていることです。 そのために教師という仕事が変わらなければならないこと、それは、 「長時間の勤務をやめること」 これに尽きます。 時間はコストです。 時間というコストに厳しい組織になり、長時間の勤務をやめることです。

          教師を【魅力的な仕事】にするためには、若手が学校文化に染まらないことだ

          教師が【魅力的な仕事】になるために必要な4つのこと

          こんにちは!いちろう@アラサー教師です。 先日、初めてnoteに投稿させていただいたところ、100を超えるビューがありました。 これが相対的に多いのか少ないのかはわかりませんが、(もし相対的に少なかったとしても)僕にとってはかけがえのないことで、感謝!感謝!です。 本当にありがとうございます。 「自分が嬉しいことは、他人も嬉しい」理論のもと、自分もこれから多くの方のnoteを読ませていただき、いろんな価値に触れたいと思う所存であります。 さて、前回の記事で「教師を魅

          教師が【魅力的な仕事】になるために必要な4つのこと

          【自己紹介】アラサー教師が、教師を続けることを選んだ理由

          初めまして。いちろう@アラサー教師 といいます。 新卒で採用され、公立高校で教師をしています。 アラサーになり、若手と中堅の狭間の人材として、日々仕事しています。 今は「教師を魅力的な仕事にする」ことが目標です。 この記事では、僕がなぜそのように考えるようになったかをまとめてみました。 ぜひ、目を通していただけるとありがたいです。 1.僕が教師になるまで(3行で) 「親が教師」の家に生まれ、小学生の頃には「教師」になることが夢になっていました。 完全に 親の影

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