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別府3大秘湯をハシゴ。一つは閉鎖中

別府3大秘湯の「鶴の湯」と「へびん湯」をハシゴしてきました。
訪問日:2022年9月22日(木)

【重要】

いきなりで恐縮ですが、重要な警告です。
詳細は記しませんが、2010年に「重大事件」が起きています。性別に関わらず、夜間や一人での訪問は避けることを強くお勧めします。なお、このため、3大秘湯の一つ「鍋山の湯」は、今もなお閉鎖されています。(2022年10月現在)

鍋山の湯は、閉鎖中です。
私有地ですから、隙間があっても、入ったとの話を聞いても絶対に入らないでください。

どこ?

秘湯と言われますが、別府の観光地「地獄めぐり通り」からへびん湯(遠い方)まで車で20分もかかりません。泥湯で有名な別府温泉保養ランドから鶴の湯ならばたった5分と市街地からとても近いです。となると、別府まで来たら行かないと損ってものです。
どちらもGoogleマップのナビでたどり着くことができますので、詳細な道案内は割愛します。

思ったよりも近い。

へびん湯

どちらも女性用の脱衣所はありますが、露天風呂は混浴です。女性は湯あみ着をご持参ください。(勇者を除く)

Googleマップ任せで大丈夫ですが、非舗装路に入ってから1ヶ所だけ分岐がありますので、左折してください。右へ行くと閉鎖中の鍋山の湯があります。

左:へびん湯 右:鍋山の湯(閉鎖中)
至るところに、警告板があります。

舗装されていない道が、かなり荒れています。左右両輪を凹んだ轍(わだち)に沿って走ると車の腹を打ちますので、気を付けてください。

轍の間が盛り上がっています。
雨の後は、大きな水たまりも。
とにかくゆっくり安全運転で。

右手に現れる入口手前には、車を4~5台停められるスペースがあります。

入口
すぐに脱衣所が見えてきます。
脱衣所の掲示
マナーを守りましょう。
(「蛇の湯」と書くらしい。)
脱衣所
左が女性用、右が男性(結局丸見え)


湯舟は4つ。
上の方が熱いので、下から上がってきましょう。
秘湯にゴミは当たり前。
混ぜ返さない方がよいです。
川のせせらぎを聞きながら。
極楽です。

ちょうどよい湯加減でいつまでも入っていられましたが、温度は季節や直前の降雨等に影響される可能性大です。

帰り道でとてもよい景色だったので、写真を撮ろうとしたら、下に鶴の湯が見えました。これは、はしごするしかありません。

鶴の湯を望む(覗く?)

鶴の湯

へびん湯と鶴の湯は、直線距離では近いのですが、標高差もあり、回り込んでいくしかありません。15分ほどかかります。

へびん湯 → 鶴の湯
回り込んで、15分

これもGoogleマップ任せでいくとゴールはここ↓。
転回するためのスペースですので、ここに車を停めないでください。

ここでUターン
左奥が入口です。
ターンしてから片側に寄せて駐車するのが、お作法のようです。

歩き始めて5分くらい、すぐに鶴の湯が見えてきます。

とてもきれいに整備されています。


露天風呂の隣(下流)に足湯もあります。
ここで体を流してから湯舟に入りましょう。

鶴の湯は、通常夏場はかなり熱いらしいのですが、私が訪問した際は、常連さん曰く「直前に来た台風のせい(おかげ?)で、全然熱くない。」とのことでした。夏場の訪問は、熱めのお湯であることを覚悟してお出かけください。

通常、上(写真の奥)の方が熱いです。

さいごに

予想以上にきれいな「秘湯」を守っている地元有志の方々に、この場を借りて感謝申し上げます。
秘湯最高!

蛇足 ~風呂の後は地獄蒸しプリン~

いいお風呂に入った後は、「岡本屋売店」で温泉の噴気で蒸したプリンと温泉卵(ゆで卵。黒くはない)を食べて締めましょう。

岡本屋売店
駐車場あり
ゆで卵の殻は、折り込み広告で作った箱(?)に入れます。
ここ

熊よけの鈴があれば、憂いなし

山の中を歩く時は、熊よけの鈴は必携です。
熊も人間に出会いたくはありません。大きい声で会話する等、こちらの存在を熊に知らせましょう。
最初に買った熊よけの鈴は、格安でカウベルのようにコロコロと音がするものでしたが、買い替えたこれはとても澄んだきれいな音がします。また、消音機能が付いているので、荷物の中でチリンチリン鳴ることがありません。ちょっとお高いですが、最初からこちらを買うのをお勧めします。


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