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好きなものや大事なことをみつけるヒント

自分が良いなと思っている病院やお店の
「なぜそこを選んでいるのか?」
を考えると、実は共通しているところがたくさんある。

そしてそこには、自分の大切にしているものが詰まっている。




長男の風邪をもらってから蓄膿が再発してしまい、週2〜3日の頻度で耳鼻科に通っている。

この耳鼻科の先生が私は好きだ。

まず、好きだなと感じるところは、
患者さんの目をきちんと見て話すところ。

そして、話を真摯に聴こうとする姿勢。
患者さんが言ったことを頭から否定せず、きちんと聴いた上で症状を確かめたり専門家としての見解を述べたりする。

あと、自分の仕事と他人の仕事を区別せず、スタッフみんなと良い循環をつくろうとしているところ。

アレルギー検査のため(おそらく注射をされていたのだと思うのだが)とある子どもが泣き叫び暴れまくって拒絶していた。
先生は別の患者さんの処置を終えたところで、看護師さんたちが必死に抑えている現場を心配そうに見守ったり、そのせいで看護師さんの手が回らないところのフォローをしたりしていた。

「それは看護師の仕事」と机に向かって座ったままという先生もいる中で、
率先して車椅子を押したり子どもに声かけしたりする姿勢は周りの人に優しさと安心感を感じさせる対応だと思う。


世の中には、この先生と真逆のお医者さんもたくさんいる。

カルテと症状だけ見て話し、
「薬出しとくからね」と一方的に意見を述べ、
自分の仕事のみをテキパキとこなす。

私から見て淡白なこの対応は、人によっては面倒くさくなくて診察も早くて良い、と感じるかもしれない。

でも、私は耳鼻科のこの先生が好きなのだ。


自分の病院選びの基準を見てみても、大事にしている部分がどこなのかが如実に出ているなぁ、と気づかされる。

もしかしたら、
病院という自らの体に直接的に関わる部分だからこそ、よりそういう部分が表れているのかも。


実は、最近新しく通い始めた皮膚科の先生も同じような対応をしてくれる。
ストレスが溜まると行くスタバも、ドリンクが飲みたいから行くのではなく、この私の価値観を満たしてくれるコミュニケーションを求めているから行っている。

大事なことを基準にいろんな選択をしている私たち。

病院やお店など、何気なく選んでいるものを見つめてみると、
そこにはちゃんと「自分の軸」が存在している。

もし、「好きなもの」「大事なこと」が分からなくなったら、
「なぜそこを選んでいるのか?」
を考えてみて欲しい。

「自分の軸」を見つけるきっかけに、きっとなるはず。

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