大切なことのために手放すと決めた日

ずっと悩んでいたことの決断をした。

生きていれば、

やり直しのきくことと、
二度とやり直せないことがある。

やり直しのきかないことを決めるのは、
とても勇気のいることだ。

このことと向き合う度に、
何度となく泣いた。
今もちょっと泣いている。

本当は、
答えは最初から分かってた。

自分にとって最も大切なことは、

家族が笑顔でいられること。
そのために、自分が笑顔でいること。

ただ、
諦めがつかなくて、
自分の中で何かに納得したくて。

最後の最後まで、
足掻いてただけ。

でも、

最後まで、
自分が納得するまで、
足掻いて良かったと思う。

私には、
必要な時間だった。

この子との
小さな思い出もできた。

そして、

決断するときの指標が
自分の中に持てていること。

これが自分と家族の幸せだと
きちんと言葉にできること。

そのことの大切さを
改めて感じた。

梅雨の雨が続く最中。
窓の外は久々に見る青空で。

私の気持ちもきっと
この空のように晴れ渡るだろう。

今日の日の
この決断をして良かったと。

今笑顔で幸せだな、と。

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この話はまた落ち着いたら
いつかここに書きたいと思う。

とにかく今は、
この時この瞬間の気持ちを
ただ残したかった。

忘れないように。