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冬の北海道ドライブ 目指すはあの名峰、再び目にすることは出来たのか…

 前回は初日、自宅を出発して飛行機に乗ったところで終わってしまいました。半分以上は「これ準備編で述べれば良かったなあ」と思っております。
 
 旅の準備をしている時のワクワク感はやはり格別で、自宅を出て駅に向かっている最中には、

 「ああ、旅行が始まってしまった。残り99.8%ぐらいかな…」

 なんて考えてしまいます(笑)

 旅行という五感を非日常で埋め尽くす営みを満喫すべく、いよいよ北海道に上陸です!!

やはりあの勇壮な姿は目に焼き付けたい…!

新千歳空港着

 Peachは座席指定が有料ですが、行きの便は窓側の座席を指定するようにしています。

 関西から北海道まで午前中、特に朝早い時間に飛行機で向かう場合、日が差すのは右側の座席になりますが、空からの景色を楽しみたいのなら右側が良いのだろうな、と思います。

 日光を避けるため毎度左側の座席をとるのですが、福井あたりで日本海に出てしまい、陸地が見えるのは青森までお預けです。
 
 北海道が近づけば、遠方に函館山や苫小牧の石油貯蔵タンクなどが見えます。(今回は函館は雲で見えませんでした)

 機窓から新千歳空港が見えてきました。北からの着陸のようです。

中央に新千歳空港(わかりますでしょうか?)

 機長さんからの案内もありましたが、着陸は定刻通りのようです。

 空から見て雪はそれなりに積もっていました。到着の数日前までは雪がほどんど積もっていない、という話題を見ていたのですが、直前にまとまって降ったようですね。

 ダイナミックに左旋回を繰り返し、無事新千歳空港に着陸しました!

急ぐ必要はないけど、まっすぐJRの駅へ

 飛行機を降りJRの駅へ向かいます

新千歳空港の様子です

 新千歳空港の国内線駐機場は扇形になっていますが、北側から1番、2番と番号が振られています。LCCのPeachは端である1、2番が使われていることが多いです。

 ただ今回記憶はあやふやですが、到着したのは7番スポットだったように思います。

 7番だとそこそこ中央に近いので、到着口から出るとすぐ目の前にJR駅へのエスカレーターがありました。

 先の投稿で述べていますが、初日の計画のひとつに、空港からJRを使って旭川に向かう、というのがありました。
 
 新千歳空港から札幌までは毎時5本、快速「エアポート」が発着しています。これは非常に便利です。

 ただスポットはおそらく端っこで、駅までそこそこ移動に時間がかかり。札幌について旭川行きの特急に乗る場合の接続があまり良くないだろうと見込んでいました。

 ですが前述のとおり駅までとても近かったので拍子抜けしたのでした。
 これなら旭川行きの特急に余裕で乗れたでしょう。

千歳駅で降りて車を借りる

 JRの駅に着いて目につくのがこの地図ですね。

北海道デカすぎ…!

 全3日間の行程は読み進めるうちのお楽しみにしていただくとして、車での総走行距離は899Kmだったことをお伝えしておきます。(3日目は車はのっていないので実質2日間)

 新千歳空港駅のホームに降りると快速エアポートが止まっていました。
先頭まで歩いて写真を撮ったのですが、雪まみれになっておらずその日は穏やかな天気だったことが伺い知れます。

本当は雪まみれになってて欲しかった...?

 しばらくすると向かい側のホームに快速電車が入ってきたのですが、降りてくる人の多さにビックリしました。

 逆にこれから新千歳空港を鉄道で後にする人は少ないように感じました。まあほどんどの方はスキー目的で車やバスでの移動が主なのでしょうね。

 冬の北海道に来る目的がウインタースポーツではないのは、ちょっともったいないとは思います。正直…

 電車に乗り込み、ふた駅先の千歳に向かいます。乗車時間は8分ほどです。カーシェアの車を借りるのが目的です。

 千歳駅は空港から一番近い市街地です。新千歳空港駅の隣、南千歳駅の周りには何もありません。「レラ」というアウトレットモールがあるのですが、運営を終了するというニュースが出ていました。

 「レラ」は昨年の北海道旅行の際、自宅から履いていたスノーシューズの底が剥がれていたため、昼食を取るのと合わせて新しいスノーシューズを手に入れるために利用しました。

 店の人曰く、海外からの旅行者が防寒装備を現地調達する形で利用するケースが多かったとのことでした。
 地元の方の利用が少なかったのでしょうか…

 千歳駅近辺はカーシェアが何台か利用可能です。恐らく夏場は早めに予約を取らないといけないと思います。

 駅目前の駐車場にある車に乗り込み準備をします。雪まみれになっておらず、いつもの要領で使用開始です。

 ナビゲーションの目的地はとりあえず「ニセコ駅」としました。目的は現地編1でも述べたとおり、羊蹄山を見に行くことです。 

 3年前になりますが、家族で春スキーを楽しむため(準備編で述べたとおり私はスキーができないので、この時から一人ドライブがスタートしました)ニセコを訪れたのですが、道中に目に入った羊蹄山の美しさに目を奪われてしまいました。

羊蹄山 2021年4月撮影

 再びこの美しい山容を見たいと思い西へと向かうのでした。
 ただ天気予報は雪でしたし、実際山体を見ることができたのはごく僅かでしたが…

 次回は羊蹄山までのドライブと旭川までの移動についてご紹介します!

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