光る君へ(22)なぜ明子は道長の盃を奪うのか考えてみた・大河ドラマで学ぶ脚本テクニック
大河ドラマ「光る君へ」が面白い。ということで、「「光る君へ」で学ぶ脚本テクニック」と題した動画を作っていくことにしました。動画といっても内容はスライドとテキストなので、noteにも載せていきます。今回は第22回の学びポイントです。
歴史の知識や「源氏物語」については一切触れませんので、予めご了承ください。
今回の学び
今回は、まひろと為時の越前での生活が始まったことで、新しい出会いと事件が盛りだくさんとなり、見ていて楽しい回でしたね。
でも、私が今回いちばん面白かったのは、都での源明子と道長のシーン、明子が道長の盃を奪って飲み干すところです。
これは、越前と都という2つの舞台に分かれてしまったプロットを、ひとつのドラマにまとめる要のシーンでもありました。
ということで、今回は「盃の意味」をキーワードに考えます。
まずは、そのシーンを詳しく振り返ってみましょう。
シーン振り返り
ここから先は
2,203字
¥ 100
抽選でnoteポイント最大100%還元 〜1/9まで
この記事が参加している募集
よろしければサポートお願いします! いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!