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~第144回~「節分祭と的神事」

2月初めの年中行事といえば節分。

氷川神社では立春の前日(節分)に「節分祭」を行います。 節分とは季節のかわる節目の意味で、本来は立春、立夏、立秋、立冬の前日をいいますが、今日では立春の前日のみをいいます。

この日は旧暦の大晦日にあたり無病息災を祈ります。

氷川神社では、舞殿にて弓の弦を鳴らす「鳴弦の儀」の後、神職が丑寅の鬼門方向などに豆をまき災厄を祓います。

年男年女や特別招待者による撒豆式は12時半、14時、15時に行います。(本年は中止)

また、2月7日には「的神事」を行います。

裏側に「鬼」と書かれた的を射抜く神事です。

古くは流鏑馬の神事で改暦以前は1月7日に行っておりました。

現在は神前に若菜御飯などをお供えし、本殿祭を斎行した後、的場にて奉射の儀を行い邪を祓います。

年頭に行われる弓神事は、弓を射てその年1年の農作物の作柄など神意を占う予祝(よしゅく)行事でもあります。

新春の耕作開始に先立ち、主に小正月の時期に豊作を祈って行う前祝いの心を「予祝」といいます。 日本人は古より農作業、そして実りを大切してきたのです。
〔 Word : Keiko Yamasaki Photo : Hiroyuki Kudoh 〕

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