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診断されたら気持ちが少し楽になった

2022年2月17日、僕はAD/HDと診断されました。この時、僕は39歳でした。

AD/HDと診断されたその瞬間、僕はこんなことを思っていました。

「キャラがついた。やったぜ! 」

それまでの僕は「いろいろ苦手こととか、得意なこととか、好きなこととか、嫌いなこととかあるけど、自分はいったいどんな人間なんだろう」とアイデンティティがふわふわとしていた状態でした。

しかし、AD/HDと診断されたことで、漸く自分のアイデンティティがわかったような気がしました。

「答えが出た」

そんな感覚にも似ていたように思えます。

39歳、なぜこの歳でAD/HDの診断をされたのか、これまでどのように生きて(サバイブして)きたのか、そんなことをここでは書いていこうと思っています。

「39歳でAD/HDと診断された僕の物語」

始まります。

一ノ木深緑

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