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得意な教科が一教科あれば一流大学に行けるのか?

行けるよ。

僕の話になりますが、僕は明治大学を卒業後、筑波大学大学院に入り、博士課程まで進み(修士は取り、博士課程の途中で辞めましたが)
、現在は瀕死の状態で会社経営をしています。

僕は勉強が苦手でした。

勉強というより、授業が苦手だったのかなも、今となっては思います。

僕はADHDがあります。

特に不注意が強く。

よく言われるのが、学校の勉強でうっかりミスが多い、課題や遊びなどで集中が続かない、話しかけられても聞いていないように見える、やるべきことを最後までやり遂げられない、課題や作業の段取りを組むのが下手、整理整頓が苦手、宿題のように集中力を要することを避ける、忘れ物や紛失が多い、気が散りやすいというものです。

こんな状態で授業なんて受けられませんよね。

実際、僕は授業中、ノートや教科書に落書きをしたり、ぼーっとしていたり、妄想をしていたりと、学校で勉強をしたという記憶がほとんどありません。

成績はいつも低空飛行。

それでもなんとか高校(偏差値35ぐらい)に行き、そこでも成績は低空飛行を続けました。

小中高というのは勉強する教科が多すぎる。

ひとつの教科を勉強するのにもヒーヒー言うのに、何教科勉強せーっちゅうねん!と思うのです。

しかし、転機が訪れました。

いろいろ端折りますが、ある日、僕はニュージーランドに行くことになりました。

そこで経験したことがきっかけで英語に興味を持ち、卒業後は対して英語もできないのに2年間カナダへカレッジ留学をしました。

海外に行ってしまえば、英語漬けの毎日なので、英語はどんどん上達しました。

ここからが一流大学に行く方法の説明です。

なぜ、偏差値35の僕が明治大学に入れたか。

その方法は編入学です。

一般試験と違い、編入学の試験は専門科目と面接というところが多いようです。

僕の受けた明治大学院も専門科目(英語)と面接でした。

留学帰りの僕には簡単なテストでした。

面接官にも「簡単だった?」なんて聞かれるくらいよくできていたのだと思います。

無事、明治大学英米文学専攻に編入学し、授業も得意な英語が大半なので、成績もほぼAプラス。
しかし、中国語や教職系の科目は教授に泣きつくこともありました。

明治大学を無事卒業(教員免許も取り)し、次に、社会人をしながら筑波大学大学院に入学しました。

大学院こそ、高学歴厨にはおすすめなのです。

というのも、やはれ試験が簡単だからです。

僕の場合は、試験は英語、専門科目、面接でした。大抵の大学院はこんな感じでしょう。

英語は問題なし。

専門科目は割と時間をかけて勉強をしました。でも苦ではなかったです。なんせ、言うてしまえば、勉強するのはひとつだけですからね。
これに集中すればいい。ADHDの見せ所じゃないですか。興味があるものにはとことこ集中力を出せる。

面接も聞かれそうなことを用意しておいて、ペラペラとしゃべりました。

結果は合格。

楽勝でした。

ね、簡単に有名どころの大学に入れるでしょ。

ひとつ得意な教科をうまく利用すれば簡単に有名大学に入れるのだ!

と、高々に言ったものの、苦労したこともたくさんありましたよ。書かないけど。

ただ、今勉強がつまらない、勉強が嫌い、やりたくないって思っている人がいたら、たったひとつでいいから得意な教科を見つけたらいいと思うよ。

それが将来の武器になるから。

頑張れ、発達障害がある学生たち!

応援してるよ。

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