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コンテンポラリーアートとガーデニングがセットになる時代の到来・オウドルフの、庭の映画を見る/一日一微発見016

ガーデニング・デザイナーの吉谷桂子から久しぶりにショートメールがくる。

何かと思ったら、今週末の2日間だけ、世界のトップギャラリーであるハウザー&ワースがピエト・オウドルフのドキュメンタリー映画を無料公開するという情報だった。

桂子と博光の夫婦は僕にとって、本当に友人と呼べる数少ないカップルで、もうつきあいも30年以上になる。
彼らが、バブルのさなかに結婚して、ロンドンに移住し、僕は毎年のように彼らの家に居候して、庭をいっしょにまわって過ごした。

それはちょうどデレクジャーマンの家を訪ねた時ともかさなっている。
(そのあたりのことは、僕の初めての紀行文&エッセイを集めた本『1990年のウエイスティッドランド』の中におさめられている)。

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