来春のポストフォト展のためのゼミナールが動き出した/一日一微発見252
ジル・ドゥルーズのことを、僕らが生きているこの時代の基本的な思考のアドバイザーだと僕は思っている。
彼が「哲学」は「使うものだ」と言っていることも共感してきた。「哲学」と聞くと難解な話だと尻込みするかもしれないが、AIの時代だからこそ、人間は日常的に根源的な思考が求められる。
時々、彼についての本を開いて自分を調整するようにしている。
最近のトピックは、「可能性」というコトバを使わずに、「潜在的」というふうに思考することのコーチングである。
彼は「可能性」というのはあらかじめ結果が想定されている予定調和性があるコトバだから要注意だと警戒するのである。
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