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未来と芸術はどうなるのだろう/一日一微発見076

2020年で20年代に突入。
そしておまけにオリンピックイヤーである。晴天の正月。

今年最初に行く場所は森タワー、そして「未来と芸術展」を見ることにしようと昨年から決めていた。

僕たちは、1964年の東京オリンピック、1970年の大阪万博の「未来」に今、住んでいる。

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1,689字
編集者・アートプロデューサー・京都造形芸術大学教授/後藤繁雄です。 アートや編集のこと、思考、アイデア、日々起きていることなどをその都度書いていきます。 ここでの文章はハウトゥにはならないと思いますが、知性や感性を刺激したい人に読んでもらったらいいかなと思います。 僕は、人は、大きな出会いがやってきて変わるというより、微妙なものに気がついてだんだん変わることのほうが「可能性」が高いと思う。「微発見」。 それには、訓練が必要で、この「一日一微発見」も、僕の訓練法のひとつです。

「一日一微発見」というのは、僕が師匠だと思っている文化人類学者、故・岩田慶治が日々やっていたこと。 僕はそこからヒントをもらって、もう15…

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