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動的編集のヒント/一日一微発見083

僕はある時からずっと、本を見事にしあげる「静的編集」ではなくて、もっとオープンネスでエンドレスで、創発的な、僕のコトバで言えば「動的編集」をどのように導いていくかに関心がスライドした。


編集というノウハウは編集者だけのものではないし、偉そうなエゴなんてもはやクリエイティブではありえないから。

固定したメソッドではなくて、流れの中で出会ったものによって流動的にしなやかに変化できる自在性。
しかし、いいかげんではなく、筋が通っていて、愉快で、生き生きして、美しい。

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編集者・アートプロデューサー・京都造形芸術大学教授/後藤繁雄です。 アートや編集のこと、思考、アイデア、日々起きていることなどをその都度書いていきます。 ここでの文章はハウトゥにはならないと思いますが、知性や感性を刺激したい人に読んでもらったらいいかなと思います。 僕は、人は、大きな出会いがやってきて変わるというより、微妙なものに気がついてだんだん変わることのほうが「可能性」が高いと思う。「微発見」。 それには、訓練が必要で、この「一日一微発見」も、僕の訓練法のひとつです。

「一日一微発見」というのは、僕が師匠だと思っている文化人類学者、故・岩田慶治が日々やっていたこと。 僕はそこからヒントをもらって、もう15…

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