品川亮くんの画室を訪ねる/一日一微発見288

4月に瀬戸内海の直島に「ろ霞」という名の新しい旅館がオープンする。

この旅館は国内外から瀬戸内芸術祭を目当てにやってくるアートラヴァーを重要なお客様と考えている宿でもある。僕はその館にコレクションするアート作品や、宿泊できる12室に展示(販売も行う)する作品のキュレーション/アートプロデュースの役を仰せつかっている。

名和晃平や横田大輔ら気鋭のアーティストもコレクションさせてもらったが、さらに重要なのは、これからアートワールドを席巻する若手アーティストたちをサポートしていくことを長期的にミッションとしたことだ。

品川亮、山本捷平、山田康平ら俊才たちをまず常設コレクションしたのだが、今回はまず、12の宿泊室の展示のために新作も描きおろしてもらった、品川君の事について少し書いておきたい。