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アート思考・後藤繁雄の一日一微発見

「一日一微発見」というのは、僕が師匠だと思っている文化人類学者、故・岩田慶治が日々やっていたこと。 僕はそこからヒントをもらって、もう15年ぐらい前だけど、ネットで日々連載してい… もっと読む
編集者・アートプロデューサー・京都造形芸術大学教授/後藤繁雄です。 アートや編集のこと、思考、アイ… もっと詳しく
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#編集

進化する編集③インタビューにおける「速さ」「深さ」「オープンネス」の技法について…

編集をしていて思うのだが、「同一性」(これとあれは似ている)というアナロジーのはたらきを使…

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「進化する編集」ことはじめ①/一日一微発見419

僕は文字や写真を組み合わせて印刷物にするという意味での「編集者」の仕事を長くやっている。…

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逸脱する編集06 ダイアナ・ヴリーランド/一日一微発見408

美は異端であり、平均的なものではあり得ない。 編集は話せばわかるものではなく、反対されて…

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逸脱する編集05名取洋之助/一日一微発見372

『名取洋之助と日本工房 1931~45』という名取洋之助を中心とした活動をまとめた優れた本がある…

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逸脱する編集04 ロベール・デルピール/一日一微発見365

「逸脱する編集」の4回目では、このシリーズで初めて「編集者」をとりあげたい。ロベール・デ…

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逸脱する編集③レイ&チャールズ・イームズ/一日一微発見358

逸脱の編集の3回目はレイ(1912-88) &チャールズ・イームズ(1907-78)を取り上げる。 彼らは…

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逸脱する編集②バックミンスター・フラー/一日一微発見351

バックミンスター・フラーは、アーティストであり、デザイナーであり、エンジニアであり、建築家であった。 思想家? いや、そんなどの肩書きをも超えた「イノベーター」だった。万能の天才というコトバは、彼にこそふさわしい。 そして、彼は僕にとっては、「編集」を全く別の力学で新生させる発明者であり、かつ不滅のブックメイカーであった。 本はリニアな構造に規定されている。ページ形式か、巻物か。ランダムアクセスにしたければ、カードにするか。 脳の機能はハイパーアクセスだから、本や編集の物理

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アートブックの未来を切り拓く(Tokyo Art Book Fairにて)/一日一微発見347

この9月に、3年近くぶりにヨーロッパヘアートの旅にでかけることができた。 僕にとって海外の…

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仲條正義『絵の中に入る』を編集している/一日一微発見289

本を作っている。 仲條さんの本だ。彼の誕生日の5月4日に出る。この本は仲條さんの「絵」の本…

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アートの秘密を説きあかすこと(備忘録として)/一日一微発見163

僕はクライアントが、いようがいまいが編集物を作ってきた。 いないときには、自分でハ…

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IN&OUT of TOKYO 21「才能とは何か」/一日一微発見149

夜、虎ノ門駅と新橋の間に新しくできたビルのホールでレクチャーをやった。 才人の倉本…

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IN&OUT of TOKYO 12 ひきこもるということ・ヤノベケンジとの対話 /一日一微発見1…

天気予報を見ると、今週はすべては曇りか雨マークがついている。 本格的な梅雨のど真ん…

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編集者ではない人の中にある甚だしい編集の力・ENDLESS NOTEのちょっと早いあとが…

梅雨はどこかに行ってしまったのか? 窓の外を見ると、都市が砂漠の街のように白く炎上し…

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楽しいEDIT.ポラロイド写真を整理・編集している/一日一微発見131

このコロナの空白期から、新しい「習慣」が始まった。 原稿だけでなくいろんなことをリミックスし、アップデートする。そのための、新しい「新しい整理習慣」。 断捨離とかではなくて、人生のまとめに入るというのでも全くなくて、自己の歴史の中の資源を見つめなおし、アップデートするよい機会だと考えている。 「新しいもの」なんてないでしょ。という声が、空からも、植物からも、小川で遊ぶ鯉の親子からも聞こえてくる。 僕は、昨年編集稼業45周年だったから、結果的に「膨大」な

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