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編集をしていて思うのだが、「同一性」(これとあれは似ている)というアナロジーのはたらきを使…
僕は文字や写真を組み合わせて印刷物にするという意味での「編集者」の仕事を長くやっている。…
美は異端であり、平均的なものではあり得ない。 編集は話せばわかるものではなく、反対されて…
『名取洋之助と日本工房 1931~45』という名取洋之助を中心とした活動をまとめた優れた本がある…
「逸脱する編集」の4回目では、このシリーズで初めて「編集者」をとりあげたい。ロベール・デ…
逸脱の編集の3回目はレイ(1912-88) &チャールズ・イームズ(1907-78)を取り上げる。 彼らは…
バックミンスター・フラーは、アーティストであり、デザイナーであり、エンジニアであり、建築家であった。 思想家? いや、そんなどの肩書きをも超えた「イノベーター」だった。万能の天才というコトバは、彼にこそふさわしい。 そして、彼は僕にとっては、「編集」を全く別の力学で新生させる発明者であり、かつ不滅のブックメイカーであった。 本はリニアな構造に規定されている。ページ形式か、巻物か。ランダムアクセスにしたければ、カードにするか。 脳の機能はハイパーアクセスだから、本や編集の物理
この9月に、3年近くぶりにヨーロッパヘアートの旅にでかけることができた。 僕にとって海外の…
本を作っている。 仲條さんの本だ。彼の誕生日の5月4日に出る。この本は仲條さんの「絵」の本…
僕はクライアントが、いようがいまいが編集物を作ってきた。 いないときには、自分でハ…
夜、虎ノ門駅と新橋の間に新しくできたビルのホールでレクチャーをやった。 才人の倉本…
天気予報を見ると、今週はすべては曇りか雨マークがついている。 本格的な梅雨のど真ん…
梅雨はどこかに行ってしまったのか? 窓の外を見ると、都市が砂漠の街のように白く炎上し…
このコロナの空白期から、新しい「習慣」が始まった。 原稿だけでなくいろんなことをリミックスし、アップデートする。そのための、新しい「新しい整理習慣」。 断捨離とかではなくて、人生のまとめに入るというのでも全くなくて、自己の歴史の中の資源を見つめなおし、アップデートするよい機会だと考えている。 「新しいもの」なんてないでしょ。という声が、空からも、植物からも、小川で遊ぶ鯉の親子からも聞こえてくる。 僕は、昨年編集稼業45周年だったから、結果的に「膨大」な