14/少しずつ"楽しい"が増えてきた
5/31をもって、勤めていた職場を退職しました。
無職とは言いません、これからの私は自由職です!
今日は、これまでの1ヶ月間を振り返って感じたことを記録しておきます。
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5月始めに休職に入りたての頃は何もやる気も起きず、寝ているだけの時間が多かったのですが、少しずつ「何かやらなきゃ」と、やる気と言えば聞こえはいいのですが、焦燥感にも似た感情に突き動かされ、とりあえず出来ることをやろうと、寝ながら出来る単純作業のゲーム(マインクラフト)をやり始めました。
マイクラといえば、家を作ったり、宝探しをしたりなど、目的設定を自分で自由に出来るゲームです。
精神的に落ち込む前は、建築をしたり、○○というアイテムが欲しいなど、「明確にゲームの中でこういうことをしたい!」という気持ちが先行した上でゲームをしていました。
しかし今回は「とりあえずただ寝てるだけの時間を減らそう」と思い、何も考えず、「目の前にあるオブジェクトをひたすら壊すだけ」をやり始めました。
土を掘る時のサクサクッとした音が気持ちよく、梱包材のプチプチをひたすら潰す時みたいな楽しさが湧き始めました。
木も山も草も全部壊していくうちに、「この端と端のラインは揃えたい」「土に混じってる石を取り除きたい」「段差を無くして全て平らにしたい」など、几帳面で完璧主義ぎみな性格が滲み出てきて、気がついたら地平線まで平らな平原が出来上がってました。
何もない、整地された大地。
この景色、"気持ちいい"。
そうすると、この感覚が実生活にも影響を与え始めました。
「家の中も綺麗にしてみようかな」
まずは自室のカーテンを洗うことから始まり、徐々に別の部屋のカビ取り、床拭き、シンクの清掃、窓洗い掃除へと発展していきました。
やり始めてみると疲れはあるものの、フツフツと「楽しい」という感情がわいてきました。
何故今、掃除が「楽しい」と感じるんだろうか?
掃除をするとスッキリして気持ちいい、というのはほとんどの人がもつ感情だと思います。
ただ、その過程は「面倒くさい」「体が疲れる」など必ずしも「楽しい」に繋がるものではないはずです。
腰は痛いし、手も荒れるし、体もベタベタになります。時間もかかります。
でも何故か楽しさが勝る。
元々、掃除はこまめにやるタイプではありません。何なら足の踏み場もないくらい物が散らかった部屋でも気にならない人間です。
掃除はやり始めれば没頭できるものの、自発的にすることは滅多にありませんでした。
親に言われてから渋々掃除を始めるような感じです。
なので、ベランダの苔をブラシで擦りながら、なんでこれが楽しいと思えるんだろう...と考えていました。
これまでの自分を振り返りつつ、下記の結論に到りました。
掃除は
・目標設定から達成までが簡単&早い
・成果がわかりやすいから評価されやすい
私がこれまで広告の仕事をしてきてストレスだったのが以下です。
①自分のペースで仕事が出来ない
「修正が多く仕事が完結しない」
「締切に追われる&何度もスケジュールを変更される」
②成果が見えない
③わかりやすい評価が得られない・第三者に褒められづらい
「営業や広告代理店を通すので、自分が作った成果物がクライアントにどう評価されたのか直接確認できない」
「デザイナーは広告の成果がどうだったのか確認する術がない」
「バナー広告はターゲティングされなければ配信している様子が見れない」
私は前述の通り、マイペースで完璧主義ぎみで、そして自己肯定力が低いので、他人に褒められたらめちゃくちゃ嬉しくなる人間です。
なので、ペースを乱されダメ出しばかりされた結果、自己評価が地に落ち呆気なく鬱になりました。わかりやすいですよね。。
それに対して、掃除って単純で、かつ目に見えて成果がわかるので、
「理想通りに綺麗になった!✨」
=設定したペースで容易に目標達成できる
「ここまでやれた自分すごい!えらい!😆」
=自己肯定力がガッツリ上がる
「家族も喜んでくれた!✌️」
=自己評価が天に昇る
仕事によって欠落してしまった要素が、掃除によって回復したので、今回の「楽しい」に繋がったのだと思います。
これからも調子が良い日は、ちょこちょこ家の掃除を続けていきたいです☺️
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久しぶりにがっつり長文を書きました。
未だに変な時間に起きたりするけど、ちょっとずつ自分が良くなってきてるのを感じます。
引き続き、マイペース重視で、これからも生きていくぞ~
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