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ありがとう、「地方公務員アワード」

「地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2023」、
通称「地方公務員アワード」に、
全国12名の中の1人として選出いただきまして
10月28日(土)に、東京で行われた授賞式に参加してきました。

これまで関わって&助けて&ついてきてくれたすべてのみなさん、
とても素敵な推薦文を寄せてくれた推薦者のみなさん、
本当にありがとうございました。
今回受賞して、特に嬉しかったことが3つあります。

① 憧れだった「Mちゃん」からの一言

今回の受賞が
各種メディア(読売、日経、Forbes、そして地元の静岡新聞×2回)
に掲載されたことで、
地元の友人たちが「見たよー!」と連絡をくれました。
特に嬉しかったのが、中学の同級生で、
当時憧れだった「Mちゃん」からの連絡。

Mちゃんは、中学でクラスも部活も同じだったけど
高校が別だったため、高校入学以降はあまりご縁がなく。
社会人になってから、共通の知り合いが見つかった時は
たまに連絡をする程度だったんだけど、
今回のアワード受賞を受けて、数年ぶりに、Mちゃんが連絡をくれた。
彼女のLINEにはこう書かれていたのです。

パワフルでタフだなぁと中学の頃から思っていた けれど、
だからってこんなすごいことなかなかできない!」

え、そうなのか・・・?
パワフルで、タフ?中学の頃から思っていた??
私は、パワフルでタフだったのか?しかも中学の頃から?

私の中学時代といえば
いまでいう「陰キャ」でして、
それはそれはまぁ、地味な中学生でした。
一方のMちゃんは、エネルギーに満ちていて、
いつもキラキラしてて、誰とでもすぐに仲良くなれて、
かわいいし頭もいいし運動神経もいい。
ついでに言うと生徒会役員でもあった。
当時私が好きだった男子は、Mちゃんと両想いだったんだけど
「まぁMちゃんだったらしゃーないわな」と、あっさり敗北を認めた自分がいた。
そんなMちゃんのことを、私はいつも、
「すごいなぁ」と思っていた。

そんな、キラキラの代名詞だったMちゃんが、
私のことを「パワフルでタフ」だと思ってくれていたなんて。
びっくりしすぎて、ある意味衝撃ですらあった。
30年越しのエールをありがとう、Mちゃん。

② ママ公務員さんたちからの一言

授賞式会場には、ママ公務員さんが何人かいらっしゃっていて。
何人かの方が、「私も子供が〇歳なんです!」と声を掛けてくれました。
その中のお1人からは

「公務員って、とかく、真面目な人が多いと思うんですよね。
元々の真面目さもあって、母親になったことで、
『母親なんだから、楽しんだらいけないんじゃないか、きちんとしなきゃいけないんじゃないか』って、どうしても思ってしまう自分がいたんです。
でも今日、『周囲の力を借りながら、楽しんでいきましょう』っていう
市川さんのお話を聞いて、えっ!そうか!?楽していいし、楽しんでいいんだ!!って思いました!」
「肩の荷が下りたというか・・・気持ちが楽になりました」

と言っていただき、
肩の荷を下ろすお手伝いができたのであれば、本当によかったなぁ、と。
ちなみにこの場をお借りして補足しておきますと
わたくし、恐縮なことに「しっかりしてそう」という幻想を抱かれる方が
毎年一定数いらっしゃるのですが(特に初対面の方)
そのような方には是非、我が家に遊びに来ていただきたい

そういえば公務員採用試験の面接のときも、
面接官からの最後の質問で
「すごくしっかりしてそうですよね」と言われて
「いやっ、もうっ!全然、全ッ然そんなことないんですよ?!
 ほんと部屋は汚いし料理は下手だし!方向音痴ですし!!」
と、 全力で墓穴を掘りに行っていた ことを思い出します。
最後の質問だったのに。採用面接だったのに。
そんな私を拾ってくれて本当にありがとうございます、静岡県。

③ 息子からの一言

授賞式の個別インタビューのときに
息子も壇上に上がらせてもらったのですが
司会の脇さんからの「ママのことどう思う?」という問いかけに対して、息子が

「かっこいい(と思う)」

と答えてくれたことは、これ以上ないサプライズでした。

単純に「(息子と一緒にいられる)時間」という点だけをみると
フルタイムで働いていて残業も出張もある分、
世の中のママさんの平均よりも少ないという自覚があります。
でも、ちゃんと、見ていてくれたんだなぁ、と。
この一言で残りの人生頑張れそう。っていうか頑張れる。
司会の脇さん&寺井さん、
ほんっとーに素敵な質問をありがとうございました!

そんな素敵な経験をさせていただいた、公務員アワード授賞式。
来年度は是非、だれかに「恩送り」ができたらいいな。

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