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113/366 大人だってどぎまぎしたっていいんだ

こんばんは。
今日も書いていこうと思います。

今、BRUTUSの『一行だけ』という本を読んでいます。
自分は言葉の力を信じているので願ってもない本でした

その中にこんな一行があった。

大人になってもどぎまぎしたっていいんだな

「汲むーY・Yー」/茨木のり子

なんだかこの言葉に救われた気がした。

強くあろうとする自分。
なんでも前向きであろうとする自分がいる。
それは決して嘘ではない。

でもどんな時だって足はすくむし、怖くもなる。
逃げ出したくなる時だってある。
心が砕け散りそうな瞬間だってある。

基本ポジティブを演じているが、それが全てでもなく
ネガティブになる時だってあり。

でもそんな自分を最近はあんまり認められなくなった。
そんな自分を否定していた。

ただ、そんなことしなくていいんだ。
大人になったって強がる必要はないんだ。

先ほどの言葉の後にこう続きます。

ぎこちない挨拶 醜く赤くなる
失語症 なめらかでないしぐさ
子供の悪態にさえ傷ついてしまう
頼りない生牡蠣のような感受性
それらを鍛える必要は少しもなかったのだな

そうありのままでいいんだ。
そう思うと心が軽くなりました。

また自分を好きになって愛せそうな気がします。
また新しい道を模索できるかもしれません。

そんな希望を少し見た今日でした。

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