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あなたがなんでかわからないけどつづけていること、なんですか?


最近気になっているのがこの書籍。

著者は、自分にとっての特別なことってなんだろうとずっとわからなかったけれど、ある日、
「趣味、継続。」
という言葉が降ってきたのだそう。
朝のルーティンだけでもものすごい量。私には1日かけても終わらないかもしれない量。
だって、掃除もジョギングも筋トレもアウトプットもして、映画見て漫画読んで本読んで、その他いろいろ、しかも毎日。

自分では特別なことをしているつもりはなかったが、「どうやったら1日にそんなにたくさんのことができるのか?」と聞かれるようになったそう。

しかも、自分でもなんでこんなことしてるのかよくわからない、らしい。
でもここに、その人の特性が詰まってると思う。

なんでやってるの?
どうしてできるの?
なんのためにやってるの?

こう聞かれて、理由を答えられるものは、外からのインプットでやっていること。
健康にいいから、賢い子になるから、ダイエットしたいから、こういう趣味あるとなんかカッコいいから…
こういうのは、理由がなくなるとやらなくなる。

一方、頼まれてもいないのに、自然と頭が動き出すようなこと。なんでやってるの?どうしてできるの?と聞かれて答えられないもの。そんなところにその人の特別な何かがある。

それは具体的なこととは限らない。とても抽象的なことかもしれない。

私の場合。私は読書が好き。子供のころから、図書室と本屋さんは私の中で特別な場所。だから、本が好きなんだと思ってた。読むことが好きなんだと思ってた。もちろんそれもあるけれど、最近気づいた。
「情報を収集する」ことが私の特性だと。つまり、知りたい、ってこと。
なぜ知りたいのか?それは自分でもよくわからない。アンテナが反応する分野としにくい分野はあるけれど、無限に収集することはできないから、自分の中で優先順位をつけた結果なのだと思う。

これ、自分だけで気づくのはなかなか難しい。著者も、人に聞かれるという経験を積み重ねて気づいたのだと思う。自分では当たり前だと思っているから。いや、それすら思っていないと思う。自動思考なのだ。

自分でもなんでこんなことしてるのかよくわからないこと。
そこに、あなたの、あなただけの特別なタネが眠っている。
あなたが自然としていること、なんですか?



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