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信実の愛か虚像の愛か

相手女性との対峙は6月14日(月)16時

私はこの日午前中にお世話になった夫婦カウンセラーさんのカウンセリングを受けました。いよいよ相手女性との対峙になる為、夫との結果報告と共に相手女性へ万全な対策を確認してから闘いに臨みたかったからです。

夫婦カウンセラーの今井先生は私の報告を聞いて、自分の事の様に本当に喜んでくれました。そして本当によくここまで頑張ってきましたね、と言ってくれて本当に心から救われました。

夫が初日は現実に抵抗してる様な感じだったのが、翌日私との未来を前向きに考え色々と寄り添ってくれた事に対して先生は

「夫さんは何がしたかったんだろうね」

と一言。

うん、まぁそう思いますよね(;^_^A

あっさり不倫は認めたもののすんなり謝罪をする訳でもなく、現実に抗ってたけど相手女性と意地でも一緒になるんだ、という気概すらなく翌日には私との未来へ歩みよってきた訳ですから。

本当に私は色んな想定をしてたので、この展開は少し拍子抜けな所は正直ありました。夫との話し合いの後に相談していた知人は「そんなアッサリ戻るなんて結局女に対して本気じゃなかったんじゃん」と笑ってました。

まぁ・・・「それでも俺は離婚して彼女と一緒になりたい」と言う事も想定に入れてはいたのですが、確かにそこまでは無かったし、新居に関しても生活できる程の準備が終わってたので、もう少しゴネるかとも思ってたのに自分から新居を引き払う話もしてきたし・・・

彼が彼女に対して本気だったかどうかは分かりませんが、彼の言う「理性が無かった状態」から目を覚ました時に冷静に現実げ見えてそれを受け止めた結果なのかな?とも思わなくもないです。

「夫は何がしたかったのか」

それは私にも正解は分かりませんが、私が思うに夫は「向き合う強さ」がない人間です。故にただただ逃げたかったんだと思ってます。彼女に対してあった愛情は嘘ではないと思ってますが、それでも「本当の愛だったのか」と言われたら私は違うと思います。「本当の愛」がもしそこにあれば、不倫関係にはなりませんし、愛人という立ち位置には絶対に置きません。

この二か月の夫を見てても思った事ですが、夫の立ち回りは「如何に自分が悪者にならず上手く楽な方に逃げるか」だけにしか見せませんでしたし、実際そうだったと思います。

なのでそこに確かな愛情があったと本人たちは思ってるでしょうが、そこにあったのは「夫の自己愛」だけだったと私は思ってます。でもそれを本人に告げるのはあまりに酷かと思いましたので告げてません。

相手女性との話し合いに向けて準備したもの

1,示談書 2,相手苗字の印鑑 3,朱肉 4,ノートPC 5,ボイスレコーダー

4のPCはその場で示談の金額を決めるつもりだったので、その場ですぐ金額を変えてすぐ印刷して示談書を作る為です。

夫が全面的に認めてるので必要はなかったですが、念のため証拠のコピーも。

相手女性との待ち合わせ場所は中間地点にしよう、と夫が場所を決めましたが、全然中間地点じゃなくて笑いました。全然私達の方が遠いんですけど?この辺ちょと複雑ですよね。私は完全なる被害者なので、正直私の方に来いよって気落ちなんですけど、相手女性に対して夫は自分が加害者だと思ってるので自分の近くに来てって言えないんでしょうね。知ったこちゃねぇわって思いますが、折角夫もこちらに戻る気になってるのを水差しても面倒臭いなって思ったんで、そこまで遠くもないしと思って了承しました。

夫から新居のほうに女性の私物があるからそれを返したい、と言われました。まぁ確かにここで返しておかないと後々手間がかかるよなぁと思ったので、お昼ご飯の後に一緒に新居の方へ向かいました。

私は行く事ないと思ってた新居・・・先週末相手女性とキャッキャしながら過ごした新居・・・・。正直良い心持ちはしませんでした。

夫の新居は我が家から電車で一時間程度。

相手女性の家からは下手したら徒歩で行ける距離。

そして夫の新居に到着。

思った以上に魅力的じゃない物件でしたw

いやそもそも物件の資料見せられた時から、なんでこんな家・・・?って感じではありましたけど。実際見ると余計になんでココ・・・って感じ。で家に入ると玄関が狭く入ってすぐキッチン、狭いキッチンを抜けると部屋がありそこには

女性の下着が干してありました。

おおおい!!!そこの!!配慮!!お前の!!そういう所!!!

慌てて隠す夫。

「ごめん、やっぱり外で待ってる?」って

「あー・・・うん、そうだね」と少々あきれ顔の私。

そもそも先週末ちょっと一緒に過ごした位でなんで下着干してるんですかね・・・?あとちょっと細やかな私物も置きすぎだと思いました。たった数日家に行っただけでそんな色々な物置ける女の神経。ますます分かりません。

前日夫から新居を引き払うと聞いた時に「違約金はあるのか」と聞いた所、「元々違約金はかからない所を選んで決めた」との事。

その理由は私と離婚が成立したら、即座にこの家を引き払って二人で住める家に引っ越すつもりだったから、と。

考え方が浅はかすぎて失笑レベルですね(;^_^A

大体家の更新は2年です。その2年以内に私と離婚が成立する、と思ってたと言うのも驚きですし、即座に相手と一緒になってそれがバレずに終われるって思ってる浅はかさ。脳みそ足りないレベルじゃない位に浅はかです。

どの道離婚が成立するまでは、この家で女とイチャコラ過ごすつもりだったのでしょう。それも何でばれないと思ってたのかなぁ・・・て本当に謎です。そして女も移り住む気満々でしたよね。こんな下着やら小物やら置いちゃって・・・・。

先週末にここに泊まった後、帰宅した際にお菓子屋のレシート発見したんですよ。そのレシートには夫は食べないお菓子のラインナップがあって。これ絶対女が食べたんだろうなって思ってました。案の定そのお菓子の袋はゴミ箱に入ってました。

私はこれ以来「わたあめ」見るのも嫌です。

新居を目の当たりにして、そこで彼女の痕跡を見ること、それはとても辛かったですね。怒りというより悲しかった。私があれだけ苦しんでいる時にココで二人は私の存在を無視して楽しんでいた、という事実はきつい。

私が新居に行く必要はなかったんですけど、その現場を私も訪れて見ておきたかった、というのも正直な気持ちでもあります。

私の知らない場所で二人だけの思い出の場所なんて残したくなかったから。

彼女の荷物をまとめて、二人で待ち合わせのホテルへ

今回話し合いをする場所は都内某所の「ホテルのラウンジ」を選びました。静かだけどそれなりに人もいる場所、としてはうってつけかな、と。

そのホテルに向かう時私はある事に気づきました。

私「・・・ねぇこのホテル。いつかのクリスマスで来た所じゃん・・・」

夫「え!!!!」

はい、本当そういう所です!!!

全く夫は気づかず予約したみたいですが、そのホテルは何年か前のクリスマスにデートで食事をしたホテルでした。何なら私個人で親とも来た事あるホテル。「お前は馬鹿か」って思いながらも何かもう夫のそういうドンマイな所・・・そういう所が何か憎めなかったりするんですよね。

幸い使った事のないラウンジだったので許す事に(笑)

予定よりも一時間位早く着いたのですが、お店の方が了承してくれたので先に入って待つ事に。

夫と横並びになりながら色々話をしてました。

夫はそわそわして落ち着かないご様子。

まぁそれはそうでしょうね。彼女の方も今ここに来る事がどれだけ恐怖を感じてる事でしょうか。

因みに私はこの日の為に全身黒コーデの服を用意して着用していきました。

「今日はお前らの命日だぞ」と言う意味を込めてw

そうこうしている間に時間は経ち、約束の時間が迫ってきました。夫が「あ、きた」と声を上げたのでそちらを見ると

1人の女性が恐る恐る近づいてくるのが見えました。

そして私達のテーブルに近づくと女性は深々と頭を下げました。


次回 いよいよ女性と本気で直接対決の回!!

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