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普通のおじさんが税理士試験合格目指して25年もかかっちゃった件#13

今まで投稿してきた履歴を見ると累計で1,700件超の方に投稿を読んでいたいています。ありがとうございます。スキをいただいた回数が60回くらいで初期の頃の投稿の方がスキをいただいている感じです。初期の頃の方が気合が入っていたのかな。思うに後半になると段々と独立の不安や今までの想いなどで愚痴っぽくなっている気がします。本来、税理士を目指してみたい人、また目指している人を応援したくて始めたのですが趣旨がずれてきている気がして反省です。
今回は会計事務所の良いところ(「わたし」に合っているところ)をあげていこうと思います。


こんなところが「わたし」に合っていた

皆さんに当てはまるかどうかはわかりません。「わたし」は前職を辞めた理由が「税理士になる!!」だったので、少なくとも税理士試験に合格するまではカッコつかない、という負のエネルギーが強く、この業界を去る、という選択肢がなかったので難しいところですが、でも挫折しないで続いた理由を考えてみました。
一人で完結して仕事をしていく、これが大きな魅力かな。オリエンタルランドではチームで仕事していたので協力し合ってチームとしての成果をあげていくことも楽しかったですが、その分、煩雑なコミュニケーションがあったり、くだらない上司への根回し等、自分のやりたいようには仕事が進まなかったり、イレギュラー作業の指示があった場合でその仕事が長期に及ぶと周囲より異論が出たり、またその対応に追われたりと余計な仕事や気苦労もありました。
会計事務所の仕事は担当を任されてそのクライアントを責任もって自分が対応していくので(当然税理士の先生に指示を貰わないといけない事ばかりですが)、自分で考え、調べ、結論を出して先生に確認。OKがでればそのまま進むし間違いを指摘されればまた自分で調べて確認する。ここに他人が介在することがありません。
ありがちな別の人が内容を変えてしまった、勝手に引き継いでその先を対応してしまったということがないので社内での気苦労は少ないですね。
当然クライアント先の社長さんや税理士先生への報告とか胃が痛くなることも多いですが他人のせいで胃が痛くなることは少ないですね。リーダー格になるとそうもいっていられませんが大半の作業は自己完結です。
また、自分の対応がそのまま社長の信頼につながるので社長さんより「「わたし」さんがそう言うならそうしてください。」や「ありがとう!」と言われると純粋にうれしいですね。

良くも悪くも先生次第

事務所によっては直行や直帰も普通にOKなのでちょっと早めに勤務終了となってしまっている場合もあります。勤怠は先生の許可が出れば比較的緩く、厳格でないことが多い気がします。「わたし」は長く務めて事務所の先生が厳しかったので原則直行・直帰は不可だったので否定的ではありますが、客観的に見ると自分の担当分をきちんとこなしていれば事前に相談することで対応してくれることも多いと思います。
また、資料とパソコンがあれば必ずしも事務所に赴く必要もないのでリモートでの仕事やフレックス勤務が導入しやすい職種でもあります。「わたし」の所属していた事務所でも5月から週2回のリモート勤務がOKになるようです。

知識が身につく(つかざるを得ない)

初めの頃は税務の事で精一杯ですが、徐々に社長さんから社会保険の事やビザの事等の質問を受けるようになります。特に社会保険の事は多いかな。社労士さんに聞いた方が良いですよ、とお話したことがあるのですが社長さん曰く、社労士さんとはメールのみのやり取りだったりで毎月訪問してくれる税理士事務所の方が相談しやすいと言われたことがあります。
最近は訪問しないスタイルの税理士事務所も多くなってきましたがこういった意味でも訪問って大切だな、なんて感じています。
こうして身についた知識は別のクライアントさんでも役立つので社長さんの質問に即答できる場合があると信頼につながり好循環が生まれます。

知らない世界を知ることができる

クライアント先は多種多様です。サラリーマン経験しかない自分はいろんな業種の社長さんの話が聞けることはやはり人生勉強になります。
わたしより断然若い社長さんのいらっしゃいますが、そこに至るまでの想いや苦労は「わたし」の知らない世界なので教訓になります。「わたし」もこの後は個人事業主になります。その時聞いたいろいろな社長さんの言葉がこの後の困難を救ってくれるかもしれません。楽しみでもあり、不安でもあり。

前向き

「わたし」は「税理士なる!!」という明確な目標があったのでそれに向かって頑張っている、というのはやりがいでした。
「わたし」は税理士を目指さないのであれば会計事務所にいる意味はない、と考えていましたが奥さんから「それはあなたの考えであって、いろんな人がいるし、それを受け入れることができなければダメな職場じゃない?」と言われ、ハッとしましたね。確かにそのとおりです。でも、何でも良いので目標を持って働くとやりがいにつながる職場だと思います。社労士でも行政書士でも宅建でも何でも良いです、自ら調べることが多い職場なのでその延長線上に自己研鑽(目標)を設けて働くと良いと思うし、また、そういう人が多い職場ではあります。

あとがき

お役に立てていないとは思いますが、少しでも就職・転職に迷っている方の参考になればほんとに嬉しいです。「わたし」がただ愚痴っているだけのつまらない投稿かもしれませんが・・・。
登録後はどんなものを準備したかなんかも投稿していきたいです。ありがとうございました。

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