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普通のおじさんが税理士目指して25年もかかっちゃった件#26

今日は日曜日、この後帳簿(通帳)入力作業をやります。少し余裕が生まれたかなと思いきや、またギリギリの作業が始まりました。
なぜこんな状況かと言いますとお引き受けした時点で帳簿入力が遅れていたクライアントが多い、これにつきます。遅れをとり戻すために作業する、その間に別のクライアントやその作業中のクライアントの帳簿がたまる、この悪循環から未だに抜け出せない。さらに急な作業依頼等もあり、思うように進まない感じです。会計事務所に入社した初期の頃やクライアントが急激に増えた時にこういう状況に陥っていました。自分のキャパシティーからすると半分程度なのですが中々解消しないですね~。もう2・3か月はこんな感じではないでしょうか。
でも、ありがたいです。仕事があるので。クライアントがゼロスタートだったら何にもすることがなく、自己研鑽や営業などが自由にできても精神衛生上かなり良くない。「わたし」も開業後、紹介いただいた1社しか増えていませんし、今の時代そう簡単にお客様は増えません。何とか生活できているので繰り返しになりますが本当にありがたいです。


「わたし」の筆記用具のおすすめ

7月に入ると間もなく受験票が届くと思います。いよいよラスト1か月ですね。この時期こんなこと(つまらない・役に立たない)を投稿して申し訳ないのですが筆記用具でしっくりこない方がいらっしゃいましたら参考にどうぞ。
「わたし」、字が下手くそです。さらに急いで理論を書き上げなくてはならず、筆記用具は沼りました。税法は消費税が初税法だったのですが、理論ミニテストでボールペンが滑ってうまく書けず、講師にどうやったらうまくかけるるか?聞いてみた程「書く」ことに苦労しました(講師はもう1枚下に紙をあてて書くと滑りませんよ、と丁寧に教えてくれたな~)。
最初は普通の油性ボールペン。普通の太さで書いているとインクだまり(ときどきドバッて出る、あれです)で解答が汚くなり細めの油性ボールペン(0.38位だったかな?)に変えました(講師から「少し細すぎる」との指摘があった)。軸が太い方が好みでしたのでドクターグリップを使っていましたがどうも書きにくかったのでゲルインキタイプに変更したら書きやすかったのでパイロットのハイテックCの0.4を気に入って使ってました。ただ軸が細いので工場を営んでいた義父にお願いして旋盤でドクターグリップのペン先穴を少し大きくしてもらってハイテックCのペン先が通るようにしてもらいドクターグリップ+ハイテックCの組み合わせで長く使いました。


穴が少し大きい

この特製ドクターグリップは2本あったのですが1本は不覚にも酔っぱらって際に置き引きにあってしまい紛失。この1本は大切な相棒なので記念に残してます。
歳をとると腕の筋肉が弱るのかこの組み合わせでも滑り気味で、さらにインクが出なくなる不具合にも見舞われ、ネットの情報から万年筆が良いのでは?と、変えてみることにしました。


左からパイロットの習字ペン・カクノ・プラチナのプレジール・センチュリーです(習字ペンが700円位、カクノ・プレジールが1000円位、センチュリーが1万円位。「わたし」は安いのを見つけて6000円位で購入したかな)。
習字ペンは書き心地がカリカリです。鉄筆や2Hの鉛筆みたいな感じ、カクノは万年筆らしいちょっとヌルッとした感じ。プレジールはカクノに比べるとカリカリ。センチュリーはカリ・ヌルって感じで書きやすい。
前に書いたとおりパイロットは万年筆の弱点でドライアップといってしばらく使用しないとペン先が乾いて書けなくなるので要注意です。もっとも毎度の理論書きに使用していればその心配はありませんが。
ボールペンはペン先のボールにインクをつけて転がすことで紙にインクが載ります。一方、万年筆は浸透圧によって紙にインクが移るので書くのに力が要りません(ティッシュの上にペン先を置くとジワーッとインクが広がる)。「わたし」はペン先が滑りがちで、さらにその滑りが嫌いだったのでプラチナ万年筆の書き心地が好きです。習字ペンも評判は良いのですがちょっとカリカリ過ぎなのと乾くのが欠点。因みに後輩は習字ペンの書き心地を気に入っていました(簿財合格祝いにプレジールをプレゼントしたらちょっと沼ってましたね)。
万年筆の欠点はインクがすぐには乾かない、浸透圧でインクが紙に移るので紙を選ぶ(光沢紙には書けない)等がありますが税理士試験の理論記入でインクが乾かず解答用紙を汚した経験はありませんし、そんなにいつまでも乾かないことはありません。また、少なくとも税理士試験の解答用紙にインクが載らないといったトラブルはありませんでした。どうも理論が筆記用具のせいでうまく書けないことに悩んでいる方は藁をも掴むつもりで試してみてはいかがでしょうか。
プラチナ万年筆ではこの他プレピーっていう600円くらいの万年筆(世界で最も売れている万年筆らしい)も売っていてペン先(首部分)はプレジールと同じです。キャップのフチにひびが入りやすいのが欠点ですがこれでも十分です。写真のプレジールはペン先(首部分)をプラチナ万年筆のデスクペンというものに替えています(こちらの方が高級っぽくてちょっと書きやすい)。

時計について

最近の税理士試験は試験官が時間を読み上げない(途中退席できなくなったので「試験開始から〇〇分が経過しました。途中退席~」を言わなくなった)ので万が一その教室に時計がない、もしくは動いていない場合は致命傷で時計は必需品です(そんな方いらっしゃらないとは思いますが最近はスマホで時間確認する人も多いので)。ストップウォッチを持ち込む人多くなりましたね。「わたし」はストップウォッチ(100均)と腕時計とを使っていました。


ダイバーウォッチのように周りのベゼルが回転する


裏はこんな感じでカッコ良い。5(ファイブ)スポーツで検索するとたくさんある

試験中電池切れしたら最悪なので手動巻(電池を使っていない)のもの。1万円位でヤフオクにいっぱい新品が売ってます。周りのベゼルが回転するので開始時間を60に合わせておくことであと何分で終了かがすぐわかります。ストップウォッチだとかかった時間はわかり易いのですが1時間過ぎた後であと何分か?がすぐ出てこない(頭で計算する)のでメインは腕時計でした。しかも手動なので愛着もわきます。以前勤めていた事務所の先生にこの時計の話をしたらその先生が沼って結局ロレックスとか買ってましたよ(教えたの「わたし」なのにもっと良いの買っちゃって。ちょっと腹立たしい(笑))。この時計も「わたし」の大事な相棒です。メンテナンスに出したら安い時計なので中身全交換でした。ロレックスとかだとオーバーホール、分解清掃なのでより愛着がわくかも・・・。

あとがき

泣いても笑ってもあと1か月です。税理士試験は年1回しか実施されず、また合格発表までの時間も長いので菊の花で花占いしているようなじりじりした気持ちが続きます。
以前勤めていた事務所の先生は試験前「俺はマシーンだ!計算マシーンだッ!!」と自分に言いきかせて挑んでいたそうです。「わたし」はそこまでできた人間ではないので「止めてくださいッ」の瞬間から後悔ばかり。人間必ずミスをします。しかも緊張した2時間という枠の中でノーミスはあり得ないと思っています。だから絶対やってはいけないミス以外は気にしないように(引きずらないように)しましょう。因みにやってはいけないミスの一つは相続税法でいうと相続人判定です。最近の試験は相続人判定が一捻りされていますし、実務上でも相続人の判定を間違えることはあり得ないミスですからこれはほんと要注意です。最近の相続税法の試験もこのあたりを意識しているのではないかと感じています。「わたし」、危うく間違えるところでした。
順調に勉強できている人、出来ていない人様々だと思いますが試験は自分との戦いですので自分にできる最高のことをすれば良いと思います。仮に結果が残念なことになっても次につながります!諦めずに頑張ってください!!

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