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助けたかったひとは、だれですか。の巻。

みなさまおこんにちは〜。

ときめきとわくわくをサポートするあなたのドーパミン、心理カウンセラーのイチカです。

もー、じめじめした空気でマスクが嫌ですよねー。

汗かきすぎて、顔やせるんちゃうか?という希望もむなしく、ただただ暑いそんな今日この頃。みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 


さて、あなたは誰かがうれしそうに目を輝かせて

「あなたって、ほんとうに女性らしくてやさしそうで上品でセクシーで、すてきね!!!」

と言ってきたら、どうしますか?


或いは

「あなたって、ほんとうに可愛らしくて愛らしくてほわわんとしていつもニコニコしていて、しあわせをふりまいていて、すてきね!!!」


若しくは

「あなたって、ほんとうに面倒見がよくって姉のようにみんなを見守ってくれて雰囲気が良くなるようにいつもリーダーシップをとってくれて、忙しいのに女性らしさもきちんとしていて、すてきね!!!」

って、言ってきたら?


「無理っす、ええ、無理っす、やめてください。やめてやめて。やめれ。黙れ。」

ってなるあなたははい、よくいる「受け取り下手」な女性ですねー。


わたしもずっとそうでした。

褒められようもんなら、こんなんなってました。

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褒めてくれてんのに、地球もろとも爆破したいほどの憎しみを感じるとか。

これは、どうにも、意識が自分に向いているから起こる現象のようです。




「わたしはこう」
「わたしはこんな人間」

ってところから一歩ひいて、お相手を見てみたら、どうなるでしょう。



このひととわたしは違う人間で、

この人はわたしとは違って、わたしのことをこんな風に思ってくれている。

そんな感じで、ちょっと、距離をおいて見てみます。


わたしはわたし。

この人はこの人。


もう一回、声に出して(あるいは唇だけ動かして)言ってみましょうか。


わたしはわたし。

この人はこの人。


ちょっとずつ、ちょっとずつ、

自分にくっついている自分から離れて、自分を見てみるんです。





わたしそんないいもんじゃないもの、っていう拒否感はなぜ生まれるのでしょうね。

「ありがとね」

ってことばがするん、と出てきてくれたら、いいのに。


それはしょうがないんです。


ずーっと、否定してきたんですものね。
じぶんなんてだめだって。
こーんなところも
あーんなところも
性格も見た目も行動パターンも声も醸し出す空気も、なーにもかもがだめだって。
あんたなんか、世界でいちばんだいきらいだ、って。


そりゃ、誰かが、ひとが、褒めてくれたって

「あなたになにがわかるっていうの」

って、牙をむきたくもなりますよね。


そして、そんな自分に自己嫌悪してしまいがちです。 

せっかく好意で言ってくださったことを、わたしはうわべだけにこにこしたけれど、内心で否定してバカにしてしまった、と罪悪感を感じてしまう。


ね、やっぱり、これはね、しょーがないですよ。

ずーっと、そぉやって生きてきたんですもの。

誰かのために、罪を背負ってあげたかったんです。



わたしたちは、誰かを助けたくて、同じ罪を一緒に背負ってあげたかったんです。


誰なのかしらねー。

ふと、思いを馳せてみてもいいかもしれませんね。



あなたが助けてあげたかったひとは、誰ですか?

そして、そのひとに、どんな気持ちをわかってもらいたかったですか?



本日のドーパミン

●自分をほめなきゃ!と一生懸命になる必要はありません。
●自分はダメだ、と感じたときは、そっかあ、ダメだと感じたんだねー、と受け止めてあげたらいいですよ。
●ひとさまの好意も、受け取らなきゃいけないものではありません。ふわっと、その辺に浮かべて置くような感覚でもだいじょうぶ。
●気が向いたときは、ほめてもらったら、ちょっとだけその人の目や熱意を感じてみてください。何か感じ取れるものがあるかもしれませんよ。



読んでくれて、ありがとう。


ずっと罪悪感を抱えて、自己肯定感ひっくい人生を送ってきたんですけれど、いまは応援していただくことの修行をしています。よかったらサポートお願いします。いただいたサポートで土偶や土器の博物館に行きます。