【週刊マルシェ】人生の流れが変わったとき、そのときにふさわしいほんとうの自分があらわれる。ただそれをあるがままに認める、の巻。
みなさまおこんにちは、
自分責めの毎日からわたしダイスキがあたりまえな毎日を。
あなたのドーパミン、
心理カウンセラーのイチカ✳︎ドーパミントです。
ブログにお越しくださってありがとうございます。
本日は、オンラインカウンセリングサイト
【ココロノマルシェ】への手紙。
新しく迎えたペットに親しくなれない
まつきさんからのご相談です。
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昨年に19年飼っていた猫を亡くし、つい二日前に新たに子猫を引き取りました。望んで引き取ったのに、子猫が来る数日前から気が重くなりました。家に来てたったの二日でも既になじんでくれて、同居の両親にも懐いているのに、私だけなぜかなじめないのです。子猫側は私にくっついてくるのに。
私自身思う理由は、
前の猫への思いが消化できていない
高齢の両親亡き後も自分が世話をするのが気が重くなった
前の猫はあまりくっつきたがらない不器用息子だったが、今度の子が天真爛漫ガールでキャラクターについて行けてない
下の世話をしたり、猫にかかるお金を出すのが私が多くて犠牲してる感がある
上記の点だと思います。
自分では覚悟して命を引き取り、今まで他にもペットを迎えた時にこんな気持ちになったことがないので驚いて戸惑っています。ただ、こう思う自分を責めても仕方ないとは思うので、どのように子猫に向き合うか悩んでいます。ライフワークにしたいと取り組んでいる勉強が苦痛になってきているのも理由かもしれません。この事で情けなくも体調不良になってしまいました。ご意見頂けましたら幸いです。よろしくお願い致します。
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まつきさん、はじめまして〜。
あなたのドーパミン、
カウンセラーのイチカです。
今、体調はいかがですか?
梅雨時、感受性の高い女性は体調崩しやすいですよね。
ライフワークのための勉強が苦痛ということも、まつきさんがこれまで一生懸命無理を押してがんばってこられた証拠ですので、
どうぞあまりご自分を責めないで、ゆっくりやすんでくださいね。
まつきさんがマルシェに下さったお手紙、じっくりと拝読しました。
大切にされたねこちゃんとのお別れ、とてもおつらいことでしたね…。
そうなんですか、彼は19歳で天寿をまっとうしたんですか。
ねこちゃんは14歳が平均寿命といいますよね。
それはまつきさん、彼のことをほんとうにていねいにたいせつにしてこられたんですね。
たべもののみもの、
ねどこ、
空調、
毛づくろい、
爪切り、
みみそうじ(わたしたまにしかしませんが)、
吐いた毛玉でいろいろ心配したり、
猫草を買ってきたり、
まだまだたくさん、
まつきさんが彼に対してたくさんの気づかいとケアをされてこられたからこその長寿ですね。
19年。
生まれた子供が大学生になる年月です。
ケアをする、とひとくちに言いますが、ひとつのいのちを守り育てることには、たいへんなご苦労もあったことと思います。
まつきさんもこう書いてくださってますね、
> 下の世話をしたり、猫にかかるお金を出すのが私が多くて犠牲してる感がある
ね、ほんとうに。
トイレ砂は飛び散るし、
トイレをキレイにした瞬間に使ったり、
おふとんやカーペットに毛玉を吐いたり、
病気をしたらびっくりするようなお金がかかるし。
いいんだよ、可愛い息子のためだもの、とは思っても、やはりおかあさんも大変ですよね。
> 高齢の両親亡き後も自分が世話をするのが気が重くなった
とのことで、さらに、まつきさん、ご同居されている高齢のご両親の心身のよりどころにもなっておられると想像しました。
まつきさんは肩にたくさんの責任を背負っておられますね。
そして、だからこそ前を向いて進んでいこう、という意志をお持ちの方です。
> 自分では覚悟して命を引き取り、今まで他にもペットを迎えた時にこんな気持ちになったことがないので驚いて戸惑っています。ただ、こう思う自分を責めても仕方ないとは思うので、どのように子猫に向き合うか悩んでいます。
こちらの一文を読ませていただいて、まつきさんはなんと愛にあふれていて、
しかも使命感と責任感にもあふれている方なんだろう、すごい方だなあ、と感嘆のため息をつきました。
いつもこんなふうに現実をしっかりと見つめて、みんなで一緒にしあわせになるために前に進む、
そのリーダーシップを取ってこられた方なのではないかしら、すごいなあ、と。
まつきさんは、いままではご自分のお気持ちを横に置いたりこころの奥底に沈めたりして、
「未来のためにやらなければならないこと」
「未来のためにやるべきこと」
「未来のために片付けなければならないこと」
「未来のしあわせのために達成すべきタスク」
を優先してこられた方だと思います。
きっと、それが心地良かったんですね。
ですが、今はどうも、まつきさんの内部に変革が起こってきているようです。
> 前の猫はあまりくっつきたがらない不器用息子だった
まつきさんと前のねこ息子ちゃんは、とても性格が似ているように感じたのですけれどいかがでしょう。
くっつきたがらないけれど不器用ということは、あまえんぼうなのを隠している、
おかあさん(まつきさん)のようすをしっかり見つめていて、
おかあさんが忙しくしているときはがまんして、
かまってもらえそうなときはあまえにきて、
あまえなれていないからなんだかぎこちなくてそわそわしちゃう、
そんな可愛い可愛い男の子を想像しました。
おかあさんとねこちゃんの性質がそっくりだから、一緒にいてお互いとても心地良かったことと思います。
(ねこちゃんに対してじぶんのことを「おかあさん」というタイプの飼い主がにがてでいらしたらほんとうにごめんなさいね。)
それでね、まつきさん、
> 今度の子が天真爛漫ガールでキャラクターについて行けてない
とおっしゃられてますね。
あのね、へんなことを言いますね。
どうもこれからのまつきさんの人生は、この天真爛漫ガールなキャラクターがメインになっていくようです。
占いみたいであやしい!と思われるでしょうが、ブラウザを閉じないで読んでみてくださいね。
まつきさんはちいさなころ、どんなお子さんでしたか?
もし可能なら、ご両親に聞いてみてください。
あるいは、ご自分でも記憶がありませんか?
おそらく、この新しくおうちに迎えた子、天真爛漫ガールに近いお嬢ちゃんだったと思うんです。
まつきさんのお書きくださった文には、まつきさんが置かれている現状やこころの動き、分析などが理路整然としてわかりやすいという特徴があります。
そんな中での「天真爛漫ガール」という、文章全体から飛び出して輝いて躍動しているような言葉。
これは、まつきさんそのものを表しています。
家に来てたったの二日間で家にもご両親にも馴染んでいるのは、ご両親が天真爛漫ガールとの生活に慣れていらっしゃるからなんですね。
わあ懐かしい、こんな子がむかし家にいたなあ。
ご両親は、そんな思いでいらっしゃるかもしれません。
今までは、まつきさんの中にあるいろんな性質のなかから
「くっつきたがらない不器用息子」のキャラクターを前面にして生きてこられました。
もちろん、まつきさんはそれがいい、それがいちばんだ、とご自分で選択なさった道でしたし、
それで大正解、自然ななりゆきだったと思います。
ですが、運命とでもいいましょうか、
人の人生はある日から流れが変わることがあります。
今までと同じようにはいかなくなることがあるんですね。
まつきさんは今、これまでと同じように生きることでそれが
> 下の世話をしたり、猫にかかるお金を出すのが私が多くて犠牲してる感がある
> ライフワークにしたいと取り組んでいる勉強が苦痛になってきている
犠牲だと感じたり、苦痛になってきておられます。
このことは、こころ(潜在意識)が、
「今までとはちがうやり方をする時期に来たようだよ」
「やりたいようにやっていいんだよ」
と教えてくれているんですね。
不器用息子くんが、天真爛漫ガールをお手本として連れてきてくれたのかなあ、
感傷的ではありますが、そんなことをふと思いました。
まつきさんへのドーパミン
・まつきさんのこころにひそんでいる、天真爛漫ガールな部分に見当をつけましょう。
そして、「ああそうかあ、これもわたしの一部なんだ」と一度受け止めてみてください。
・いままで閉じ込めてきたので「そんなのいやだー」と思われるかもしれません。
・なので「いやだー」と思っても当然です。
「いやだー」と思っている自分をそのまま感じてみてください。
ねこちゃんのお世話、忙しかったりこころが沈んでいるときは大変です。愛でどうこう言えるものではないほど大変です。
いのちとつきあうことは、可愛いだけではないですものね。
いのちを育みともに暮らすこと、それは産んでようが産んでまいが、確実に母性の成すわざです。
母性には犠牲の側面もあります。
まつきさんがご自分のうちにある「天真爛漫ガール」を受け止めたとき、
犠牲が忍耐に変わります。
犠牲と忍耐とは同じように我慢することですが、
忍耐は未来への光が見えています。しあわせを含んだ我慢です。
仔猫は成長します。
おだやかで優雅で美しく、疲れて横たわるまつきさんの横に静かに寄り添うようになるかもしれません。
そしてまつきさんも成長します。
いまは苦しい時期かもしれません。
が、光があることを信じて、ご自分の母性でご自分を育てるようなイメージを持って、
「あなたはよくやっているよ」
「ああこんなことがあったら嫌な気分だねえ」
あるがまま、そのままのご自分をただ受け止めてあげてくださいね。
そうすることで、ライフワークもまつきさんの心地良いように変化していきますよ。安心してくださいね。
まつきさんのしあわせを、大阪から全身全霊、お祈りしています。
ご相談をありがとうございました。
今日もおつきあいくださってありがとうございました。
すてきな今日をお過ごしください。
イチカ、あなたのドーパミンより。
ずっと罪悪感を抱えて、自己肯定感ひっくい人生を送ってきたんですけれど、いまは応援していただくことの修行をしています。よかったらサポートお願いします。いただいたサポートで土偶や土器の博物館に行きます。