女性性とつながるとは、自然とつながること。目耳鼻口肌、木火土金水、花鳥風月。
こんにちは、イチカです。
河内は雨、くもり、涼しさのなかで蝉が大合唱しておりますよ。
しょわしょわいう声に耳を傾けると、すとん、と自分のうちがわに入り込むようなこころもちになります。
夏は心、五臓六腑を司るからだの主が主役の季節。
思考=男性性が優位な我々ホモ・サピエンスも、この季節はフィジカル、肉体、感情の女性性優位に傾くような気がします。
今日は、先週、鳥の声にたすけてもらったおはなしを聞いてくださいね。
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日曜の朝のこと。
私はぷんぷんしながら朝の洗いものを片付けておりました。
昨日の夜まではたしかに、恋人のデリカシーのない軽はずみな冗談に怒っていたはずでした。
けれどもそのときは、一晩寝てもまだその怒りが収まらない自分への怒りが加算されていました。
情けない。いい歳をして、カウンセラーのくせに。
私のなかの男性性が理屈で責めてきます。
そうね、ごもっともね、あなたのおっしゃる通りです、耳が痛いわ。
私のなかの女性性はそんなふうにいなします。
寝不足だし、週末は平日の疲労が出やすいし、暑いんだもの、
いやみったらしくもなるよねえ、がんばってるからねえ。
などと思いながらもそれは本心にならなくて、お為ごかしにしかならないことにますます怒りを募らせていきます。
ああまったく、私のこころは私のものなのにうまくいかない。
男性性が女性性をコントロールしようとして、女性性はそこから逃げて、どんどん男性性が優位になっていきます。
これは女性性不在の傷ついた男性性。
ゆるむ要素が不足してきたからだは、足首も膝も骨盤も肩も肘も首も、あらゆる骨と筋肉をがちがちに固くしていきます。
そんなとき、窓の外からうぐいすの声がしました。
とてもうつくしく、きれいな声でした。
春は過ぎたけど、あなたはあきらめないのね、すてきな声ね。
大和の晴れた朝にそんなことばを投げかけながら、全身をゆるめて鳥と空と湿気に満ちた空気を感じていました。
自然が私と私の女性性とつながってこころとからだをゆるめ、
男性性とつながって、まるごとの自分のバランスを整えてくれた瞬間でした。
五感を頼れ、ってよく言われますね。
目耳鼻口肌の感じる力を信じるといいよ、って。
それには自然にふれるのが早いし実り豊かだよ、って。
あたまがぱんぱんでからだががちがちなら、温泉に行きなよ!とか、
焚き火をしなよ!とか、
森林のアロマを焚きなよ!とか、
ガーデニングをしなよ!とか、
海に行って波打ち際をはだしで歩きなよ!とか、
山に行って瀬のせせらぎや鳥や虫の声を聴きなよ!とか、よく言われます。
私はあのときの、うぐいすの声でハッとして、女性性とつながりなおして、全身が一気にほっとゆるんだ感覚が忘れられません。
がんばりすぎた男性性を癒す女性性のちから、偉大だなぁ…。
五感を頼って女性性とつながりたいあなたへのドーパミン!
まず呼吸です。なにはともあれ呼吸です。
いつもよりすこーし、ふかーく息を吐きます。
ぷはーーーー、っと吐いて、ふかぁく吸います。
ご自分のからだに意識を向けます。
目耳鼻口肌、どの部分がフォーカスされますか?
目耳鼻口肌、どの部分が「気づいて」って伝えてますか?
目なら視界にある景色に、
耳なら聞こえてくる音に、
鼻なら鼻腔を通るにおいに、
口なら舌を動かして潤いや乾きをたしかめ、
肌ならふれる風や湿度を感じる感度を上げて。
女性性は、世界そのものです。
自分のものだけれど、世界とつながっています。
木(お花や樹木、植物)
火(焚き火やキャンドル、だんろ)
土(ガーデニングや植木鉢、菜園などの土いじり)
金(温泉、ねんど、土器や石器、ジュエリー、パワーストーン)
水(シャワー、お風呂、プール、海、滝、洗いもの)
などの五行にふれること、
日本に生まれた私たちならば、花鳥風月にふれることもおおきな作用がはたらきます。
私たちのこころとからだ、たのしみましょうね♡
お読みくださってありがとうございました。
今日の記事はいかがでしたか?あなたの女性性とつながる感覚を、ちょっとずつ感じてもらえたら幸いです。
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