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将来の夢は  が辛かった話

将来の夢について話しましょう
未来の自分を想像してみましょう

そんな風に小学生の時から問われてきた
みんなは何事もなくそれをこなしてく

当たり前だった
疑問を持つ人なんていなかった

自分について考えることは大切
将来の為に今何をするかを考えるのが大切

そうやって強調されてるようで辛かった

なりたい職業
将来の夢
何歳で結婚したい?
子供はほしい?

明日どうしたいかも考えるのが辛いのに
どうして生きてるかもわからない未来を想像できるのだろう。

きっと「普通」のみんなが不思議で仕方なかった、気持ち悪さすら感じた。

教室が息苦しかった。


決まって父親の職業を書いた。
考えるのは辛い、知ってるものがそれしかない。なんの魅力も感じてないのに。

埋めなければいけないから
描かなきゃいけないから

当時から鬱状態だった僕は
ズキズキと言葉が突き刺さる思いだった
にこやかに先生に殺される気持ちだった

書けなければ 怒られる 変に思われる
書けるまで強要される

書けない人間がいることなんてありえない

そんな教育を受けた


さらに私は将来を考えることが嫌いになった。

今も上手に未来が描けない。

僕は普通じゃない。
僕は普通じゃない。

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