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TRUSTRICKを愛し続けた先に起きた、本当に小さな奇跡の話

今日のnoteは仕事の合間、勢いで書いているので、少々読みにくいところがあったらご容赦いただけたら幸いです。

今は亡き大好きなアーティストに、呼ばれていたかもしれないなと思った、ちょっとした奇跡の話。

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9月30日(金)の真夜中。
その日にやるべき仕事が終わったので、寝るまでに何かしようと考えていたとき、ふっと「あ、TRUSTRICKが聴きたい」と思った。

TRUSTRICK。
今は亡き神田沙也加さんが、ギタリストのBillyさんと組んで2016年末まで活動を続け、2019年に解散した音楽ユニットだ。

コンセプトはこちらのインタビューが一番わかりやすいと思うので、ぜひ。

ATLASとか、世界観が好きすぎて。

初めてこのビジュアルを見て、曲を聴いたときに、純粋に「あ、これすごく好き」と思ったのを今でもよく覚えている。

ゲームのような、おとぎ話のような、アニメのような、「ファンタジー」の世界を現実に持ってきたかのような世界観がとにかく素敵なのだ。

でも、良いのはそれだけではない。神田沙也加さんの作詞家としての才能が垣間見える、各楽曲の歌詞も心を打つものがある。

例えば、この曲。

今日は眠って 明日目覚めたら空く風穴もあるわ
涙に言葉 せつなさにmint
どちらが効くのでしょう?

『If -君が行くセカイ-』TRSUTRICK

何かに行き詰ってしまったとき、この歌詞を見て救われた人がどれだけいるだろう。今日は休んで、明日の風をまとう。あなたはきっと大丈夫だから。そんな風に背中を押してくれている気がする。

TRUSTRICKの歌詞には必ず「闇」があって、でもそんな闇の中に「光」があって。神田さんは「誰も傷つかない音楽をつくりたい」と語っていたけれど、本当にその通り、光と闇を両方はらんだ楽曲に深く包まれる感覚になると言えば伝わるだろうか。とにかく私たちリスナーに寄り添い、あたたかな勇気や寂しさを癒す力をくれる。そんな楽曲なのだ。

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そんなTRSUTRICKに再び触れたくて、以前参戦したライブのDVDを再生していた。

神田沙也加さんの軌跡を振り返りたくなって、いろいろと調べていたとき、はたと気づく。

10月1日、神田沙也加さんの誕生日じゃないか、と。

本当に驚いた。
私は何の気なしに、本当にふっと直感で「あ、TRSUTRICK聴きたい」と思ってDVDを観ていたから。もう、神田さんの歌声をリアルで聞くことはできないのかと寂しく感じていたところだったから。

もう歳を重ねることはない、神田沙也加さんの誕生日の前日に、彼女の楽曲に触れたくなったこと。

なんだか、不思議なこともあるなあと、DVDをすべて見終えて眠りについたのだが、驚きは翌日にも続くこととなった。

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翌日、Twitterを開いて驚いた。
フォローしていた神田沙也加さんのTwitterが更新されている。

え、嘘。こんなことってある?

神田沙也加さんの作品が発売されると、発表されていたのだ。
ふと思い出して、もう少しで命日だな、寂しいなと思っていたまさにその日に。

本当にびっくりした。

沙也加さんは、ファンをとても大切にしていたという。
どこのインタビューだったか忘れてしまったけれど、舞台を見に来てくれたファンのことは一人ひとり覚えているし、忘れないのだそうで。

もしかしたら、沙也加さんがファンひとりひとりのところを回って、誕生日を目前に挨拶をしにきてくれたのかもしれないなと思った。

「これまで応援してくれてありがとう。よかったら、忘れないでいてね」と。

忘れるわけ、ないじゃないですか。
沙也加さんが企画したユニットの世界観が大好きで。沙也加さんの歌声が大好きで。キャリアにもやもやしていたときに、どれだけその音楽に救われただろう。

ほんとうにありがとうございました。
これからも、沙也加さんの作品を思い出しては、愛し続けたいと思います。


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