マガジンのカバー画像

すきを贈りたい小説たち

41
運営しているクリエイター

#文活

掌編小説 | 永い息継ぎ

 雨の日のランチタイムは、やはり売上が芳しくない。PC画面に浮かぶ本部への報告シートに並ん…

30

短編小説 「現実の街」

「おれ、悪魔をつくる方法なら知ってますよ」 横川はそう言って、デミタスカップからエスプレ…

西平麻依
3年前
94

アイオカさん

何を捨てているんだろう。 何で捨てるふりしてるんだろう。 何で、こっちに気づかないんだろう…

北木 鉄
3年前
31

若草という男がいる。 引っ越しをした際、下戸なりの知識で購入した日本酒をお猪口に注ぎ、玄…

北木 鉄
3年前
26

掌編小説 | 眠れぬ夜に塩をひと匙

「りんご」  定石通りはじめたその3文字には、1分も経たないうちに既読がつけられた。 「胡…

44